信徒伝道部

ヒズハンズニュース2019年5月

『アクティブラーニング』

イエス「水を飲ませてください」(ヨハネ4章7節)

サマリアの女「ユダヤ人のあなたがサマリアの女のわたしに、どうして水を飲ませてほしいと頼むのですか」(9節)

イエス「もしあなたが、神の賜物を知っており、また、『水を飲ませてください』と言ったのがだれであるか知っていたならば、あなたの方からその人に頼み、その人はあなたに生きた水を与えたことであろう。」(10節)

サマリアの女「主よ、あなたはくむ物をお持ちでないし、井戸は深いのです。どこからその生きた水を手にお入れになるのですか。あなたは、わたしたちの父ヤコブよりも偉いのですか。ヤコブがこの井戸をわたしたちに与え、彼自身も、その子供や家畜も、この井戸から水を飲んだのです。」(11、12節)

イエス「この水を飲む者はだれでもまた渇く。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」(13、14節)

サマリアの女「主よ、渇くことがないよ

うに、また、ここにくみに来なくてもいいように、その水をください。」(15節)

イエス様はユダヤを去ってガリラヤに行かれる際、あえてサマリアを通るルートを利用なさいました。シカルの町で一人の女性と会う必要があったからです。イエスは、この女性と出会ってから、たった3回の会話のやり取りの後に、彼女から「その水をください」という言葉を引き出してしまっています。

教師としてこのやり取りをみる時、イエス様が今ちまたでよく言われている「アクティブラーニング」を実践していることに気づきます。

出会った相手が、まったく興味のない事柄に、身近な事柄を用いて注意を惹き、疑問を抱かせ、自らその中にある真実を知りたいという願いを起こさせ、自らそう発言させているのです。この後、彼女は、自ら行動し、周りの人たちに自らの意思で語り始めます。

イエス様に倣う者となりたいと思います。

セブンスデー・アドベンチスト教団
教育局長 尾上史郎

ヒズハンズのアイデアいろいろ

2月の混載便でお知らせがされたように、長年続いてきた福祉募金が終了し、新たに地域の方々とつながりを持ち続けるためのツールとして「アドラ募金」が誕生しました。

主の手(ヒズハンズ)となって地域に出ていってつながりを作り、キリストがされたように人々と交わり、奉仕をするのがヒズハンズの目的です。「アドラ募金」はまさにそれにぴったりのツールです。ぜひアドラ募金をご活用ください。

募金の用途は?

  • アドラ募金は、全額アドラを通して途上国や災害被災地で苦しんでいる人たちのために用いられます。開発支援や緊急支援活動が至るところで必要とされているのです。キリストが人々と交わり、人々の益をはかられたように、アドラ募金では地域の人とのつながりを作るだけでなく、苦しんでいる人たちに主の手となって(ヒズハンズ)直接的な助けとなることができます。

アドラ募金の良いところは?

  • アドラ募金では分配金はありませんが、目標額や目安額はなく、活動期間も限定されていません。ヒズハンズの年間活動の中で、好きな時に好きなだけ募金活動を行ってつながりを作ることができます。
  • 募金の資材やアドラ団体紹介用パンフレットなどがアドラによって準備されていますので、教会での特別な資料準備などは必要ありません。それに加え税制優遇もあります。

※詳しくは2月の混載便で送られている要項をご覧ください

お問い合わせ・材料のご注文
電話:03-5410-0045
メール:support_adra@adrajpn.org

アドラ・ジャパン事務局(アドラ募金担当:浦島、渡辺)

「アドラ募金」で注文できる材料

☆アドラ募金趣意書 ☆戸別訪問の記録  ☆芳名簿 ☆受領書(10枚つづり)

☆お礼葉書 ☆アドラ団体紹介用パンフレット(A4版三つ折り)

☆ADRA News バックナンバー(A3版二つ折り)

※上記材料の注文先はアドラですが、「福祉募金感謝協力感謝のハガキ」は教団伝道局まで

 

ヒズハンズ訪問伝道やヒズハンズニュースに関するお問い合わせは、教団伝道局まで

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