第8課 命のパンと水(8月16日) 亀山 友樹
[暗唱聖句]
「あなたたちは見た/わたしがエジプト人にしたこと/また、あなたたちを鷲の翼に乗せて/わたしのもとに連れて来たことを。今、もしわたしの声に聞き従い/わたしの契約を守るならば/あなたたちはすべての民の間にあって/わたしの宝となる。世界はすべてわたしのものである。あなたたちは、わたしにとって/祭司の王国、聖なる国民となる。」
(出エジプト記19章4~6節 新共同訳)
1.安息日午後
神様は私たちをご自分のもとに引き寄せたいのです。引き寄せたいと思うほどに神様は私たちを愛されているのです。神様は私たちの幸せを何よりも望んでおられるのです。そのために神様は私たちに必要なものをお与えになるお方です。今週は、神様が私たちに望んでおられることがどのようなことかを学んでいきます。
2.日曜日:シナイ山にて
シナイ山にて、神様はイスラエルの民との間に契約を結ばれました。それは神様が彼らを深く愛しており、その愛の関係をより深く強固なものにし、彼らと一つとなるためでした。神様と一つとなるほどに親密な関係を築くことにより、いつも神様の愛を表し、彼らを通して多くの人々を救いたかったのです。
3.月曜日:賜物を受ける準備
私たちは神様が多くの人たちを救い出すための器として召されています。時に、ただ神様の愛を受け取るだけだったり、自分の救いだけを求めるような行動をとっていないでしょうか。神様は今もなお人の救いのために私たち自身がその愛を表す(愛に生きる者)ものとなることを望まれています。その愛に生きる模範(見本)として、イエス様が十字架上でなくなられ、「愛の生き方」の模範を示されました。
4.火曜日:十戒という賜物
十戒の中心は、神の愛です。神の愛とはヨハネ15:13「友のために自分のいのちをすてること、これ以上の大きな愛はない。」つまり、人の救いのためなら自分のいのちでさえも注ぎだすことのできる情熱的な愛です。十戒の一つ一つを守り生きる時、神様の愛を表すことができるのです。神の愛(イエス様の十字架の愛)を中心として、もうもう一度十戒を読み、考えてみましょう。
5.水曜日:神の律法のさまざまな機能
神様の律法は愛の律法です。私たちがその愛の律法に生きる時、神様の愛の力強さ、神様の守り、神様が共におられることを強く感じるのです。そして、希望が湧き上がっていき、絶えず人々の救いのために生きようとする力が湧いてくるのです。神様の律法を、神の愛(イエス様の愛)を中心としてもう一度考えてみましょう。
6.木曜日:神の約束としての律法
私たちの最終目標はイエス様です。私たちは、イエス様、その愛に向かって歩みを進める時、どんな状態であっても、勇気と力が沸き起こって来るのです。イエス様は人のためなら自分のいのちでさえも捧げられたのです。何という愛でしょうか。イエス様のように人のためなら自分のいのちを捧げるほどの情熱的な愛を神様からいただいて、絶えず神様に祈りつつ、前進していきましょう。
7.金曜日:さらなる研究
神様は私たちにイエス様のように、愛に生きる者へとなることを強く望まれています。そのために、私たちは、イエス様を見上げつつ、前進していきましょう。