安息日学校部

第2課 聴覚しょうがい者用 花田憲彦

2025年第1期「神の愛と正義
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第2課  契約上の愛    花田憲彦

1.安息日午後
[暗唱聖句] イエスはこう答えて言われた。「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒 に住む。」(ヨハネ14:23、新共同訳)
★私たちは、愛する人や恩人の願いを大切にしたいと思います。その人たちに喜んでもらいたいと思います。同じように、イエス様を愛する人は、イエス様の言葉(聖書の言葉)を守ります。イエス様と父なる神様は一体なので、神様は、イエス様を愛し、み言葉に従う人の中に住んでくださるのです。

2.日曜日:神の永遠の愛
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」というヨハネ3章16節は「小聖書」と呼ばれるほど、神様の愛を見事に教えています。すべての人は神様に愛されています。神様に愛されていない人はいません。そして神様はすべての人を愛しておられるので、すべての人を救いたいと願い、イエス様をこの地上に遣わされたのです。

3.月曜日:契約上の愛
申命記7章6~9節をじっくり読んでみましょう。ここからわかることは、神様の愛は無条件に注がれますが、神様の契約が果たされるかどうかは、その愛を受けている私たちの対応によって決まるということです。もし私たちが、神様に対して従順に従い、愛の関係を保とうとするならば、神様の約束通り、恵みが豊かに注がれるのです。

4.火曜日:条件付きの関係
神様は、御自分との愛の関係に入るように全ての人を招いておられます。ではその招きに応えるとは、具体的にはどのようなことでしょうか。それは、神様の言葉に従い、私たちの周りにいる人々(隣人)を愛するということです。

5.水曜日:はく奪された憐れみ
神様の愛は永遠に変わることはありませんが、私たちが太陽の光を自分の手で遮ることができるように、神様の愛を拒むことができます。しかし覚えておきたいことは、神様の愛が常に先であるということです。私たちが神様を愛する前に、神様は私たちのことを愛してくださったことを覚えましょう。Ⅰヨハネ4章7~20節をじっくりと味わいましょう。

6.木曜日:ただで受けたのだから、ただで与えなさい
「わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました」(ロマ5:8)。なんとすばらしい愛でしょう。これほどの大きな愛を受けたのなら、私たちは周りの人々を赦し、神様が私たちを愛してくださったように愛するべきです。ガイド16ページの一番下の段落に書かれていることを大切にしましょう。「神を愛することが、他者を愛することを伴うのであれば、私たちは言葉と行為の両方で神の愛のメッセージを緊急に伝えるべきです。私たちはこの世の日常生活において人々を手助けするとともに、神の愛の管となり、新しい天と地における永遠の命を約束してくださるお方を彼らに示さねばなりません。」

7.金曜日:さらなる研究
エレン・ホワイトの『キリストへの道』の「祈りの特権」の項目を読んでみましょう。ここには祈りに関する大切なメッセージがあります。私たちは、祈りを通して、神様との愛の関係を強めていくことができるのです。

<話し合いのための質問>
★神様の永遠の愛を知ることは、あなたと神様の関係にどんな変化を起こしますか。それはあなたと隣人との関係にどのような変化をもたらすでしょうか。