信徒伝道部

ヒズハンズニュース2019年1月

『主の御手がともにあったので』

ステファノが殉教した後、エルサレムにおける迫害はより激しくなりました。その迫害を逃れてアンティオキアまで行った人は、最初はみ言葉を語ろうとしませんでした。しかし、一度彼らの心に届けられた福音は、彼らを黙らせ続けることはできませんでした。

キプロス島やキレネから来た者たちがその場で福音を語るようになり、その結果、アンティオキアの多くの人がキリストを受け入れました。

「そして、主の御手が彼らとともにあったので、大ぜいの人が信じて主に立ち返った。」(使徒の働き11章21節(新改訳))

うまくいくようには思えなかった新天地での宣教でしたが、告げ知らされた福音によって多くの人々はキリストと出会いました。聖書はその理由を「主の御手が彼らとともにあったので」と説明しています。新共同訳聖書を見てみますと、「主がこの人々を助けられたので」と訳されています。主の御手がともにあるとは、主が力を与え、助けてくださっている状態を意味していることが分かります。「主の御手」は「主の助け」「主の力」の象徴です。主の御手がともにあれば、どんな厳しい状況のもとでも福音宣教はうまくいきますし、主の御手がともになければ、どんなに頑張ってもうまくいきません。

伝道の働きとは、「主の力」に満ちた「主の御手」がその人の目の前に差し出されているということを示す働きです。「主の御手」が語る人とともになければ、「力ある御手」を見せることはできません。その人がつかまるべき「主の御手」をはっきりと示すことができなければ、何を語ってもその言葉はむなしく聞き流されてしまうことでしょう。

「罪の生活に疲れ果て、しかもどこに救いを求めていいかも知らない人に、憐れみ深い救い主を紹介なさい。手をひいて引き上げ、励ましと望みの言葉を語り、救い主のみ手につかまるように助けなさい。」

(エレン・G・ホワイト『ミニストリー・オブ・ヒーリング2005』157ページ)

 

ヒズハンズ伝道者の証し

東日本教区*天沼教会 S様 (11月分報告)

今日は水曜日で、祈祷会に出席。その後、出席したメンバーで食事をしていきたい人たちと共に昼食をし、何かを持ってきた人がいれば、まったく持ってこなかった人もへだてなく分け合って楽しい食事の時を過ごし、それぞれ今日与えられている仕事につきます。私は今日久しぶりにクリスマスのチラシを少し、24、5枚と子どもクリスマスのチラシを「これも持って行って!!」とリーダーのSさんに「子どもがいそうな所にお願いします」とのことでしたので、先日から子どもさんとお母さんが玄関で自転車を止めて家に入られるところをお見受けして、その時思ったのでした。「あ、この方々に教会の何かを差し上げたいなあ」と。そのことを思い出し、ありますと二つ返事で引き受け帰途に着きました。すると、今度新しくできた子どもの教育に関心のある親子が気軽に立ち寄れる場所ができています。どんなところかなあと興味はあったけど、一人では、と気後れしていましたが、今日はトラクトと一緒で勇気がおのずとわき、難なく入って行ってみると、ママチャリが何台も並んでいて、二人のお母さん方にお目にかかり、トラクトを手渡すと、うなずいて嬉しそうに受け取ってくださり、喜んでいました。ママチャリのカゴに、これ入れてもいいですかと尋ねるといいんじゃないでしょうかと積極的に言ってくださり、持ってきたトラクト・チラシのほとんどをおいてきました。結果は神様にお任せして!!

西日本教区*神戸教会(11月分報告)

11月3日:久しぶりのヒズハンズで、1件1件訪問できができ、断られたけれどもいろいろな方にお会いできて良かった。子羊クラブの案内を公園にいた子や通りすがりの子達に渡すことができた。

11月17日:12月のクリスマス行事の案内チラシをたくさん配布することができた。

  • 10月は毎週伝道講演会があったので、ヒズハンズの活動はお休みにしました。3月のユースラッシュのフォローで9月に訪問した60代の男性の方が伝道講演会に2回も出席してくださり、感謝です!

◆ヒズハンズ伝道報告書の提出にご協力ください◆

~送ってくださったみなさまありがとうございました!~

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