私たち家族は、これまでにたくさんの犬や猫を飼ってきました。それらの動物たちはペットショップで購入したのではなく、捨てられていたり迷子になっていた子たちばかりです。彼らが新しい家と愛情を求めているのを見て、私たちはその子たちを家族の一員として迎え入れることに決めました。それからというもの、彼らは私たちの生活をより豊かで温かいものにしてくれました。
聖書には「与えなさい、そうすればあなたにも与えられるでしょう」(ルカ6:38)とあります。この言葉の意味は、他の人に優しさを与えることで、その優しさがいつか自分に良い形で返ってくるということです。この教えを心に留めて、私はいつも犬や猫のご飯をバッグに入れて持ち歩いています。それは、道で困っている野良犬や野良猫に出会ったとき、すぐに食べ物を与えられるようにするためです。空腹で苦しんでいる姿を見ると、少しでも力になりたいと思うからです。この行動は、他者に対する優しさを示し、愛を分かち合う一つの方法だと考えています。
また、聖書には「正しい人はその家畜に心を配る」(箴言12:10)とも書かれています。これは、動物に対しても思いやりを持って接することが正しい行いであることを教えています。私たちにとって、動物たちは単なるペットではなく、私たちが責任を持って守り、愛するべき大切な命です。どんなに小さな命でも、その価値を尊重し、大切にすることが必要だと感じています。
これまでに迎え入れた犬や猫たちは、みんなそれぞれ違う個性を持っていました。とても活発で遊び好きな子もいれば、最初は警戒心を持っていた子もいましたが、時間をかけて信頼を築くことで心を開いてくれました。時には病気で苦しむこともありましたが、私たちは最後の瞬間まで彼らに寄り添いました。苦しんでいるときこそそばにいることが、本当の愛であり、命を大切にする行動だと信じています。
聖書には「森のすべての動物は神のものであり、野にいるすべての生き物も神のものです」(詩篇50:10-11)とあります。この教えが示すように、神様はすべての生き物を愛し、大切にしています。私たちも同じように、動物を愛し、尊重し続けたいと思っています。動物たちと過ごす中で、私は無償の愛や純粋な信頼の大切さを学びました。彼らと過ごした時間は短いかもしれませんが、その一瞬一瞬が大切で、かけがえのない思い出です。
これからも私たちは、動物たちに対して愛情と尊敬を持って接し続け、彼らから学んだ優しさと思いやりを周りの人々にも広げていきたいと考えています。すべての命が尊重され、みんなが幸せに暮らせる社会を目指し、小さな優しさを積み重ねていくことで、大きな愛が広がり、それが社会をより良くしていくと信じています。
宮田リオ
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