私の献金はいくらにすべきでしょうか?
「はっきり言っておく。この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたからである」
(マルコによる福音書 12章43, 44節) 。
やもめは神殿に献金を献げるとき、2つの決断をしました:第一に、大きな犠牲を伴う献金であること。第二に、彼女は何パーセントを献げるか自分で決めていたということです。何故それがわかるのでしょうか?イエスさまは、やもめが他の人よりも多く献げたと言われました。もしその基準が量であったなら、やもめは他の人たちよりも多く献げることは出来ませんでした。聖書によれば、他の人たちは大金を献げたとあるからです。一方、彼女の献金の基準がパーセンテージであるなら、前述の記述は正しいと言えます。彼女は自分の所有物の100%を献げたのであり、これはその日にお返しされた他のすべての割合よりもはるかに高かったからです。
この話について、エレン・G・ホワイトは次のように述べています。「こうして、彼は、ささげ物の価値は、その量ではなくて、ささげられた物の割合と、ささげた人を動かした動機によって評価されることをお教えになった。」(『希望への光』1485ページ)
什一と献金をお返しする今、私たちの動機を今一度確認したいと思います。
自分の願いは最後にして、神様を第一にすることができますように。
*聖句は©️日本聖書協会