スチュワードシップ部

献金の勧め2024/02/03

誰かが見ている

ある男が隣人の所有するトウモロコシ畑に入り、トウモロコシを盗もうと計画しました。それぞれの畑から少しずつであれば盗っても気づかれないだろう、と彼は考えたのです。そこで彼は計画を実行に移すため、夜を待ち、小さな娘を連れて家を出ました。
「ここにいて、誰か来たら教えてね」と娘に伝え、男は最初のトウモロコシ畑に忍び込み、トウモロコシを採り始めました。すると娘が「パパ、誰かが見ているよ」とささやいたのです。男は焦って辺りを見回しましたが、誰も見当たりません。彼は収穫したトウモロコシをすべて袋に入れ、次の畑に向かうと、娘はまたささやきました。「パパ、誰かが見ているよ!」男はあたりを見回しましたが、やはり誰もいませんでした。男は娘に言いました。「どうして誰かが見ているって言い続けるの?周りを見たけど、誰もいなかったよ。」「パパ」。少女は暗い空を指差してささやきました。「誰かが上から見ているよ」。
この短いお話は、私たちが一人で罪を犯すとき、実は神様の御前で罪を犯しているのだということを気付かせてくれます。忠実に生きるための最も確実な方法のひとつは、神様がいつも私たちの味方でいてくださることを心に留めておくことです。什一と献金をお返しすることによってあなたの誠実さを表すとき、愛と憐れみの神様のもとで生き、歩むことができる特権を神様に感謝いたしましょう。

*聖句は©️日本聖書協会