総合的な宣教を支援する
ある日、イエスは集まってくる群衆への同情の思いに満たされ、一日中、彼らに教え、祝福し、病を癒やされました。陽が傾いてきた時、自分たちで食べ物を探させるため群衆を解散するよう、弟子たちはイエスに提案しました。しかし、イエスは弟子たちに「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」と言われました。
マダガスカルに住むエミリエンヌは常にしかめっ面をしていました。彼女は、いつもお腹を空かせている子供を持つシングルマザーで、子どもたちを学校に行かせるお金もなかったからです。あるとき彼女は、ADRAの食糧安全プロジェクトに参加することになりました。そこで彼女は、訓練を受け、農具を手に入れ、干ばつに強い種を受け取りました。それから、彼女は畑を作り始め、モロコシ、サツマイモ、キャッサバ、カボチャを植えました。今では彼女は、家族の食事や衣服を買い、子供たちを学校に行かせ、将来のための貯金もできるようになり、何よりも笑顔になりました。
ささげることは、人々の苦しみを和らげ、神の愛を表し、希望を取り戻すために、神がお与えになった方法です。今週、私たちは什一と統合約束献金をもって礼拝することによって、キリストの働きを実践することができます。
*聖句は©️日本聖書協会