神様とつながる
「すると、彼は夢を見た。先端が天まで達する階段が地に向かって伸びており、しかも、神の御使いたちがそれを上ったり下ったりしていた。」
創世記28章12節
私たちが贈り物を交換するとき、目には見えないかもしれませんが、特別なことが起こっています。
贈り物は互いの絆を深め、距離を縮めるのです。
神様がご自分の独り子を地上にお与えになったとき、天と地の間で何かが起こりました。ヤコブが兄の怒りを逃れるために旅立ち、天から地へと伸びるはしごの夢を見た時、そのはしごはイエスさまを象徴していました。エレン・ホワイトは『希望への光』で次のように記しています。「この信仰の人は、天と地をつなぎ、また有限な人間を無限の神につないで下さったキリストを表わす、ヤコブの幻のはしごを見上げる」(1551ページ)。
神様は私たちにイエスさまを与えて下さることによって天と地を結ばれました。神様が私たちとご自身を繋げてくださったのです。贈り物は人と人とを繋げる、と言っても過言ではありません。私たちが心から神様に什一と献金をお返しする時にも同様のことが起こっているのです。
私たちと神様を、そして「神様が御子を遣わされて贖われた人々」と「私たち」を結びつけてくれることを感謝しつつ、心からの献げ物をいたしましょう。