神様の愛に応えて
ファビアンがザンビアで高校の最終学年を迎えた時のことです。兄が受験料を送金してくれたのですが、金額を数えてみると、必要な受験料のほぼ2倍あることに気がつきました。驚いたファビアンは、神様に什一をお返しし、もう10%を献金としてお献げすることを決めました。
ファビアンが什一と献金を数え、封筒に入れていると、友人たちがやってきてお金を封筒に入れてどこに持っていくのか、尋ねました。ファビアンは、神様にお返しする什一と献金だと説明しました。
すると一人の友人はこう言いました。「もうちょっと少なくて良いじゃない?僕たちは学生でお金が必要なんだから、神様だって分かってくれるよ。仕事に就いてから、もっと献金すれば良いんだよ。今は自分のために少し残しておきなよ」。
それに対してファビアンは落ち着いて答えました。「神様が独り子イエスさまを与えてくださったことを考えれば、僕が神様にお献げできるものなんてほんの僅かだよ」。彼はそう言って、翌日、その封筒を教会に持っていったのです。
什一と統合約束献金をお返しする今、神様が私たちを救うためどのような犠牲をしてくださったのかを思い起こしましょう。そして、神様の愛に応えることができますように。