感謝の気持ちを伝える
「イエスがベタニアで重い皮膚病の人シモンの家にいて、食事の席に着いておられたとき、一人の女が、純粋で非常に高価なナルドの香油の入った石膏の壺を持って来て、それを壊し、香油をイエスの頭に注ぎかけた」。
マルコによる福音書14章3節
この聖句に登場する女性は、「非常に高価なナルドの香油」をイエスさまに注ぎました。
彼女がなぜこのような高価な香油をイエスさまの頭に注いだのか明確な説明はありませんが、彼女がイエスさまを特別扱いしていたことは明らかです。もし彼女がイエスさまを自分の人生においてそれほど大きな価値ある存在だと考えていなければ、このような行動は取らなかったはずです。
エレン・G・ホワイトはこの出来事についてこのように書いています。「しかしキリストが自分にとってどういうお方であるかを全部理解している人はほとんどいない。もしそれが理解されているなら…どんなものも、キリストにささげるには高価すぎるとか、キリストのために耐え忍ぶには克己と犠牲が大きすぎるということはないであろう」(エレン・ホワイト『希望への光』966)。
什一と統合約束献金をお返しする今、イエスさまが私たちにとってどのようなお方であるかをよく理解し、心からの感謝をあらわしましょう。