スチュワードシップ部

献金の勧め2024/11/9

医療の働きを超えて

韓国の首都ソウルで医療宣教師として奉仕することに人生の大半を捧げたルー博士と彼の家族は1929 年に診療所を開業しました。ソウル療養所(後のソウル病院)は8 床の医療機関としてスタートしました。その後世界中からの献金により138 床の小さな病院を建設する道が開かれました。
ルー博士のたゆまぬ努力は当時の大統領の目に留まり、大統領はルー医師を専属医として採用しました。しかし1950 年、朝鮮戦争が勃発したため、病院の仕事は中断せざるを得なくなり、ルー医師は難民のケアと新しい病院の開設のため、南部に派遣されました。
終戦後、多くの建物は廃墟と化していたにもかかわらず、ソウル病院は奇跡的に残っていました。なぜでしょうか?後日、ある人物がルー博士に聞いたところによると、北朝鮮の高官が彼の患者であったため、ソウルへの侵攻が行われている間、その高官は兵士たちに「病院に手を触れるな」と命じていたとのことでした。
ルー博士の体験談は、世界宣教のために起こった体験談の一つに過ぎません。
十分の一と統合約束献金をお返しする今、様々な方法を通して福音が広まっていることに感謝し、私たちにできることを祈り求めましょう。