賢く教える
クリスチャンのスチュワードシップの基本原則のひとつは、人の心を支配する自己中心的な思いを神様が取り除いてくださるように、日々神様に依り頼むことです。利己主義の根絶と神様に似た品性の形成は一日にして成らず、学びは一生を要します。利己主義はすべての人の心に埋め込まれているため、私たちの子供たちや青少年も指導と助けを必要としています。ではクリスチャンのスチュワードシップを教える過程は、いつ、どのように始めるべきでしょうか?私たちの家庭は、神様のみ言葉の原則を子供たちに教えるための活動拠点であるべきです。
エレン・ホワイトは次のように言っています。「主は、家庭があらゆる教育機関の中で最高のものとなることを定められた。子供の教育は家庭で始めなければならない。家庭は子供の最初の学校である。子供はここで両親を教師として、生涯を通じて彼を導く教訓…を学ぶ」(『希望への光 クリスチャン生活編』674 ページ)。
神様の恵みの良き管理者としての生き方を子どもや家族に教える最善の方法は、模範を示すことです。私たちが実践していることは、周りの人たちにも同じように受け継がれます。賢く、誠実に教えられるように、神様の導きを祈りましょう。自分の願いは最後にし、神様を第一とすることができますように。