神様のために全てを委ねる
モードは16 歳のとき、すでに教団出版社の編集部で働いていました。その後、彼女は神様のために奉仕したいと強く思うようになりました。ある日の午後、彼女が祈っていると、「主が望まれることを何でも喜んでしますか?」という声がはっきりと聞こえました。
その声は、自分がやりたくないことを神様が彼女に求めているのではないか、という深い印象と共にやってきました。ひざまずいた時、彼女は全てを委ねることができていないと感じました。
モードは祈り涙しましたが、運命の確信から解かれることはありませんでした。真夜中になってようやく彼女は告白しました。「ああ、イエスさま、私はあなたを愛しています。でも、自分では全てを委ねることができません。親愛なるイエスさま、どうか私を助けてください」。すぐに彼女は平安に満たされました。
次の朝、彼女は世界総会から出版事業を手伝うため、スイスへ行くようにとの手紙を受け取ったのです。
神様は今、あなたに全てを委ねるようにと呼びかけておられるのではないでしょうか。モードのように応えてみてはいかがですか?この言葉を覚えていてください。「自己を忘れて心の中に聖霊が働く余地を与え、神に全く献身した生涯を送る者の有用さには限りがない。」(エレン・G ・ホワイト『ミニストリー・オブ・ヒーリング2005 』145 ページ)。