スチュワードシップ部

献金の勧め2024/05/18

天国に向かって

ある有名な伝道師ジョージは、大金持ちの家で食事に招待されました。食事の後、主人は彼を邸宅の周りを一望できる場所に連れて行きました。彼は、点在する油田を指差しながら、「あなたの眼で見渡す限り、すべて私の物です」と自慢しました。反対側で花が咲き誇っている穀物畑も、「あれもすべて私のものです」と言い、東に目を向け、牛の大群を指さし、「すべて私の物です」と誇らしげに語り、西の美しい森を指差して、「これもすべて私の物です」と大声で言いました。牧師が彼の大成功を賞賛するだろうと期待しつつ、彼は立ち止まりました。

ジョージは片手を男性の肩に置き、もう片方の手で空を指差して、こう言いました。「あの方向にはどのくらいありますか?」男は頭を下げて、「そのようなことは考えたこともありませんでした 」と答えました。聖書は、財産が私たちにもたらす悪影響を治すには、神様に対して忠実であることと、他の人々に対して寛大であることにあると気づかせてくれます。私たちが十分の一と献金を忠実にお返しし、困窮している人々に惜しみなく施すとき、私たちは自分の財産が自分の所有物ではないことを自分自身にはっきりとわからせているのです。私たちの真の富は天にあることを決して忘れないように、信仰生活を歩んでまいりましょう。