真の犠牲とは?
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」(ヨハネによる福音書 3章16節) 。
真の犠牲の献げ物はカルバリーの十字架によって示されました。私たちが神様のために献げるすべてのものは、十字架の賜物から受けるものに比べて限りなく小さいのです。しかし、私たちはそれぞれ置かれた状況の中で、神様に犠牲の献げ物を献げるようにと召されています。私たちが献げる通常の献金の割合を定めるとき、神様の配慮と祝福を信頼することに挑むような割合を選びたいと思います。これは、神様が什一を収入の10%と決めた理由の一つですが、献金の割合を決めるのは礼拝者の私たちなのです。
エレン・G・ホワイトは、「十分の一と諸献金についての聖書の制度では、ささげる金額が収入に比例しているので、各人に大きな相違があるのは当然である。」と言っています。(『祝福に満ちた生活』87頁)
自分の収入を定期的に確認し、お返ししている献金の割合が本当に犠牲になっているかどうかを自問自答しましょう。そうしてこそ、十字架上であなたのためにささげられた尊い犠牲に感謝して応えることができるのです。自分の願いは最後にして、神様を第一にすることができますように祈りましょう。
*聖句は©️日本聖書協会