偽りの神々
私たちの人生に関係するもので、完全に神様の手に委ねられていないものはすべて、偽りの神になりえます。ギリシャ人、ローマ人、その他の古代人はこのことを理解していました。というのも、彼らにとっては、あらゆるものが神になり得たからです。私たちは時として、偽りの神々の中毒であることを認めなければなりません。
パウロは、唯一の真の神への礼拝を、創造物や被造物への礼拝に置き換えようとする人間の試みについて語っています。パウロは、このような礼拝は、人間を真に幸福にすることのない偽りに基づいていると訴えています。最も危険な偽りの神々のひとつは、貪欲の神であり、お金に対する際限ない執着です。
神様への忠誠の心は、貪欲から解放される最高の方法です。収入の10%を忠実に什一としてお返しし、定期的に献金を献げる割合を決めるとき、日々、私たちを支配しようとする貪欲という偽りの神々を、神様によって打ち負かしていただいているのです。什一と献金をお返しする時、あなたの人生の様々な側面を支配している偽りの神々から離れることができるように、神様に祈り求めましょう。自分の願いは最後にして、神様を第一にすることができますように祈りましょう。
*聖句は©️日本聖書協会