スチュワードシップ部

献金の勧め2023/12/30

おもちゃの時間はない

リションと両親は、イエスさまのことを人々に伝えるために、大都会から山の中腹にある小さな村に引っ越してきました。リションは沢山のおもちゃを持っていたので、少し誰かに譲ることを両親は提案しました。「新しい家ではイエスさまのことを伝えるお手伝いで忙しくなるぞ」とお父さんは言いました。
リションは自分のおもちゃを他の子どもたちにあげる決心をし、おもちゃをもらった子供たちも大喜びしました。リションは子どもたちが喜んでくれるのを見るのが嬉しくて、人に親切にするのは気持ちが良いものだと思いました。
やがてリションの家族は引越し、新しい環境で、リションは本当に忙しくなりました。リションの両親は学校で習うことを家で教えてくれました。勉強以外の時間は、家庭菜園に精を出しました。雑草をむしりながら聖句を暗記したりしながら生活しています。
リションは自分があげたおもちゃを懐かしく思っていません。神様によって「放棄するように求められるものは、われわれにとってないほうがよいものだけ」(エレン・G・ホワイト『祝福に満ちた生活』345ページ)だと知ることができたのです。彼はまた、友達にイエスさまのことを伝えるのに忙しくしています。
私たちが神様を第一にするとき、周りの人たちは私たちの生き方に違いを発見します。そして什一と約束献金で神様を礼拝するとき、私たちの心はこの世のものから離れ、神様の永遠の計画に繋がるのです。

*聖句は©️日本聖書協会