小さな宣教師
ルカと彼の両親は、かつてソビエト連邦の一部であった小さな国、ジョージアに住んでいます。ルカのお父さんは牧師で、ルカもイエス様が大好きです。
ある日、教会で特別な伝道集会が開かれることになり、その集会に誰かを招待するよう、呼びかけがありました。ルカは、その集会に幼稚園の大好きなケティ先生を招待しようと思いました。次の日、ルカはケティ先生を集会に招待しました。初日の夜、ケティ先生が教会に入ってくるのを見てルカは感激し、先生と一緒に座って集会に出席しました。ケティ先生は定期的に集会に来るようになりました。特別集会が終わりに近づいた頃、ケティ先生はイエス様を信じ、アドベンチストになる決心をしました。
ケティ先生は教会で子どものクラスを見学しましたが、ジョージアの子どもたちには自分たちの言葉で読める聖書も安息日学校の教材もないことを知りました。しかし間もなくして、世界中の教会員から集められた統合約束献金の一部を用いて、ジョージアのアドベンチスト教会は聖書を購入し、ルカの使っている言葉で子どもたちの安息日学校の教材を印刷することができました。
大人だけでなく、子どもたちも什一以外に、収入から一定割合を統合約束献金としてささげることによって、神様の祝福を宣教地にもたらすことができます。
＊聖句は©️日本聖書協会