宣教の使命が私たちを変えた
神がデルマーとナティをアルバニアへ宣教師として召されたとき、夫妻は新しい経験のために準備をしていました。しかしアルバニアでは何年も前から宗教が禁止されており、約120人のアドベンチストがいるだけでした。
彼らは、コルチェという街で奉仕することになりました。しかし奮闘もむなしく、聖書研究に興味を持つ人は殆どいなかったので、デルマーは落胆しました。それでも彼らはアルバニアに留まることを決心し、神が自分たちを用いて下さるようにと祈りました。
デルマーとナティは近所に子どもが沢山いることに気づきました。そこでバレーボールのコートを作り、子どもたちを招きました。子どもたちは教会の庭に遊びに来るようになり、やがて教会の庭は子どもたちで一杯になりました。
そんな時、一人の教会員に誘われてファティヨンという青年がデルマーと聖書を勉強するようになりました。彼は青年会の活動に加わり、子どもたちの世話をするようになりました。ついにデルマーはアルバニアで最初のバプテスマをファティヨンに授けることができたのです。
デルマーとナティがアルバニアの最前線で奉仕を続けているように、神の働きのために忠実に什一をお返しし、統合約束献金をささげることによって、私たちも宣教の最前線で奉仕することができます。
＊聖句は©️日本聖書協会