礼拝の全体像
私たちのすべてを神にささげるという思いを表すために、什一と統合約束献金をもって礼拝します。パウロは「自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。」と述べています。私たちは什一をお返しし、献金をささげることによって救い主を礼拝しますが、真の礼拝はそれで終わるのではなく、そこから始まるのです。什一とささげ物は重要ですが、それらは、神と人々に自分をささげるという生き方の一部分に過ぎません。
1980年代、テリーは香港でエンジニアとして華々しいキャリアの道を歩んでいました。彼は、英国の有名な工科大学を卒業して電気技術者となりましたが、後に香港政府によって少数の人だけが選ばれる専門技術者となりました。しかし彼は成功してからも生活の中に何か欠けているものを感じていました。イエスに出会って、テリーはその欠けていたものに気づき、1988年12月にバプテスマを受けました。7か月後、彼は生涯を神の奉仕にささげ、約束された将来を離れて神学校に入学したのです。伝道者となったテリー・ツイ博士は、現在、台湾アドベンチストカレッジの学長として奉仕しています。
今週、什一と統合約束献金をささげて礼拝する時、私たちのささげものが、神への全的な献身の表現となりますように。
*聖句は©️日本聖書協会