スチュワードシップ部

献金の勧め2022/12/17

見ないで与える姿勢

神がお与えになる時、それを受ける者の性質や、その結果にはほとんど注目されません。それに対して、私たちは、目に見えるもの、自分で結果をコントロールできるものにだけ与える傾向があります。その結果、ある人は自分がささげたものの直接的な効果を見ることができないことを理由に、什一や統合献金をささげることをやめてしまいます。また、自分の目から遠く離れた世界的な働きにではなく、地元のプロジェクトだけを支えようと決める人もいます。これは「見ないで与える」神の姿勢ではありません。
「アマゾンの希望」という、水上教会についてご存知でしょうか。2016年、世界中でささげられた13回献金のプロジェクトの一つとして実現したのが、ブラジルの水上教会「アマゾンの希望」でした。この舟の教会の働きが始まって最初の一年間で286名がバプテスマを受け、2017年には三つの新しい教会が建てられたのです。この舟の教会は、政治や経済、医療制度から見捨てられた人々を救う神の方法となりました。
私たちが什一と共に、定期的に統合約束献金をささげて礼拝する時、私たちの神と同じ世界的なものの見方をしていることを示すことになるのです。

*聖句は©️日本聖書協会