アブラム・ラ・ルーが神を第一にした時
アブラム・ラ・ルーは、孤独と困難の中でも神を第一にしました。アブラム・ラ・ルーの経験から、神を第一にするということを考えてみましょう。
すでに65歳だったアブラム・ラ・ルーには、福音を中国に宣べ伝えるという願いがありました。1883年にその願いを世界総会に書き送りましたが、高齢と資金不足を理由に認められませんでした。それでも行こうと決めていたラ・ルーは香港へ行く船に乗る交渉をし、1888年から文書伝道者としての14年の働きを始めました。
ラ・ルーは祈りとディボーションに献身した真にキリストに従う人でした。1902年に9人がバプテスマを受けるまでの14年間、ずっと一人ぼっちでしたが、忍耐強く、同情的で誠実でした。孤独と困難にも関わらず、ラ・ルーは神を第一にし続けました。
彼は宣教師として中国本土に足を踏み入れることはありませんでしたが、中国本土にアドベンチストの信仰が入るための基礎を築きました。日本に宣教師として来日したグレンジャーを導いたのも、ラ・ルーでした。
イエスは私たちを贖うためにすべてをあきらめてくださいました。ラ・ルーはその感化を受けて神を第一にしました。私たちも今日、神を第一にするように招かれています。