ワルド派の人々が神を第一にした時
ワルド派の人々が神を第一にした時すべてを失いました。ワルド派の人々の経験から、神を第一にするということについて考えてみましょう。
12世紀、ローマカトリック教会は、庶民が聖書を読み理解することを禁じ、教会の権威、特に、教皇の権威に歯向かう人を迫害するようになりました。この暗黒時代に、一般信徒だったピーター・ワルドは富を放棄し、人々を助けるために献身し、聖書に忠実に生きようとしました。
1179年、ワルドと友人たちは3人の聖職者たちの前で彼らの信仰を説明しなければなりませんでした。会議では結論は出ませんでしたが、同じ年に開かれた第3回ラテン公会議でワルドの考えは有罪であると宣告されました。
彼らは社会的な地位を失い、ついには丘や洞穴に身を隠さなければなりませんでした。耳を傾ける人を見つけると、聖書を説き証し、神を第一にし続けました。彼らは暗黒の中の光であり、プロテスタント改革の先駆者、残りの民となりました。
イエスは私たちを贖うためにすべてをあきらめてくださいました。ワルド派の人々はその感化を受けて神を第一にしました。私たちも今日、神を第一にするように招かれています。