アナニアとサフィラが神を第一にすることを拒んだ時
神を第一にすることは簡単ではありません。アナニアとサフィラの経験から、神を第一にするということについて考えてみましょう。
アナニアとサフィラは、自分の土地を売った代金をすべて与えると約束しました。これは神が要求したことではなく、2人が決めたことでした。土地を売って代金を手にするまで、彼らはこのような約束ができたことを嬉しく思っていたことでしょう。しかし、お金を手にした2人に貪欲が入り込み、そのお金を使って買うことのできる多くの物を想像し始めたのです。そこで2人は代金をごまかし、一部を全部だと偽ってささげることにしたのです。神よりも自分の立場や見栄を第一にしてしまったのです。
神は正直さと誠実さをとても真剣に見ておられます。神は誰かに強制的にすべてをささげるように約束させることはありません。しかし、一旦約束したら神が私たちに約束を守るように期待しています。約束が守れなくなってしまった時には、ごまかすのではなく、もう一度神と相談してみる必要があります。
什一と献金が集められる時、私たちは、神を第一にするように招かれています。アナニアとサフィラは神を第一にできませんでした。彼らの失敗はあなたに何を語りかけているでしょうか。