スチュワードシップ部

献金の勧め2020/09/26

献金の勧め2020/09/26

お金がなくなる時


ブラジルに住むマリとその夫マルコス・ボムフィム宣教師夫妻は、1986年に結婚してわずか数か月のうちに、ひどい経済状況に陥っていました。お粗末な経済的選択、加えて、この国の80%というインフレ率の中で経済的危機に陥ったのです。ちょうど二人に仕事が与えられたことへの感謝の気持ちから約束献金のパーセンテージを3%から5%に上げる決心をした直後のことでした。

仕事に出かけようとしていたある朝、マリはマルコスに、市場で食料品を買ってきてくれるように頼みました。しかし、次の給料日までまだ2週間もあるにもかかわらず、貯金も含めてまったくお金は残っていないのだとマルコスは答えました。

その朝、神様に心を注ぎ出して祈った後で、マルコスはポケットの中に、ちょうど1ダースのバナナを買うのに足りるぐらいのお金を見つけました。しかし、その日彼はバナナ以外にも、1ダースのオレンジといくつかのズッキーニまで持って帰ることができたのです!帰宅後、他の宣教師家族と共有している庭で飼っているニワトリに餌をやっていると、隣人がレタスとケールを持ってきてくれました。塀をよじ登ってニワトリの餌やりから戻ると、アボカドが落ちる音がしました。そして、年配の牧師から、分けてあげるからアボカドの収穫を手伝ってくれと頼まれていたことを思い出したのでした。それで彼は収穫を手伝い、袋一杯のアボカドを持って家に戻ったのでした!マルコスは、その時突然、自分たちが聖書の時代と同じような奇跡の体験をしていることに気づきました!

帰宅したマリは、彼女を迎えたバナナ、ズッキーニ、レタス、ケール、そして・・・アボカドを信じることができませんでした!マルコスとマリはこれらの作物の前にひざまずき、彼らの「与え主」に感謝を献げました。こんなにたくさんの野菜を二人ではとても食べきれないことに気づいたので、マリはレタスとケールとアボカドを、マルコスの両親にも持っていくようにマルコスに言いました。彼が両親の家に着いてみると、彼を待っていたのは、二つの全粒粉で焼いたパンと3リットルのミルクを差し出す母親でした!同じ日に、これらの祝福がみな与えられたのです!マルコスは、偉大な神様への畏敬の念に溢れる涙が止まらず、家への道をかろうじて運転して帰ることができたのでした!

アピール:神様は、きのうも、今日も、そして永遠に変わりません。ですから、私たちは神様の忠実で真実な約束を信じることができるのです!さあ、私たちの什一と諸献金をもって主を礼拝しましょう!

祈り:愛する神様!私たちはあなたの子どもです!どうぞ、私たちの心からの献げ物をお受入れください。そして今日、あなたの御前に近づく私たちを祝福してください!