ささげる時の2つの原則
新しい信者であるマーサは、什一と諸献金は、感情、衝動、プロジェクト、あるいは人間的な同情に任せるのではなく、(神様の祝福である)収入と同じように定められた原則にしたがって規則的(習慣的)に捧げることを誓うべきだということがわかりました。彼女は什一と諸献金は、主の御再臨に世を備えさせるために、なくてならないものであることを知りました。彼女はまた、神様は什一を、収入の10%であると明記されたことも知りました。「でも、諸献金としていくら約束すればいいのかしら?」彼女は、彼女の聖書研究の教師であるジャッキーに尋ねました。
ジャッキーは彼女に、パウロが確立した、各自、心で決めた通りに献げるべきであるという「決心の原則」について話しました(2コリ9:7)。
ジャッキーは言いました。
「決まった額を規則的に献げることを誓う人もいるけど、この場合の問題は、もし収入が途絶えたり、職を失ったりしたらどうするかということね。あるいは、収入が変化したり、増えたりすれば、一定額であなたの感謝の気持ちを正しく表すことはできないわね。」
ジャッキーは説明しました。
「もう一つ原則があるの。それは割合の原則というもので、聖書は、『祝福に応じて』(申命記16:17)、または収入に応じて(1コリ16:2)献げるべきであるとしているの。各自、祝福に対して一定の割合(%)でなら献げやすくなるでしょう?この公正なパーセンテージを基本にした献金制度では、多く得た者は多く献げ、少なく得た者は少なく献げ、何も得なかったものは献げなくても良いことになるわね。これって、本当の意味で誓いに忠実っていうことになるでしょう?!」
それから、ジャッキーはマーサに次のエレン・G・ホワイトの言葉を紹介しました。
この組織的な献金制度が計画されたのは、世の人々の命のために、ご自分の命をささげられた主イエスキリストご自身によってであった。
「彼女はまた、もしこの制度が適用されるなら、『〔神の〕慈善運動は、もはや衝動的で不安定なささげ物に頼って、人々の移り気に左右されることはなくなるであろう』(『祝福に満ちた生活~スチュワードシップに関する勧告~』pp.76、234)と言っているの。
ジャッキーは言いました。
「神様が規則的(習慣的)にあなたを祝福してくださっているのと同じように、規則的(習慣的)な献金を収入の何パーセントにするのかは祈りつつ決めればいいのよ。」
アピール:神様はまた、私たちに、神様の祝福に対する応答として(神様が私たちを祝福してくださるたびに)規則的に、そして計画的に献金を献げるよう招いておられます。
祈り:主よ、どうぞ、今日私たちの心からの献げ物をお受入れください!アーメン!