スチュワードシップ部

献金の勧め2020/04/11

献金の勧め2020/04/11

マリリンの夢

 目の不自由な人々のために設立されたクリスチャン・レコード・サービスは、2年前に創立120周年を祝いました。この働きは、1898年に、目の見えない26歳の若者であったオースティン・ウイルソンが、世界総会に対してクリスチャン・レコードと点字マガジンを創設したいとの考えを申し入れたことが始まりになったのです。感謝なことに、彼には、多くの彼の夢の賛同者が与えられました。彼らは自発的に働き、寄付し、そしてこの極めて重大な使命である非営利の伝道を続けるために、オースティン・ウイルソンと共に働いたのです。
 アメリカ合衆国国立健康研究所(The U.S. National Institute of Health)は、2050年までに視覚障がい者は約400万人に達するという見込みを明らかにし、ランセット世界健康機関(Lancet Global Health)は、視覚障がいの症例は世界中で1億1,500万に上るだろうと予測しています。これらの数字は大きすぎてよく分かりません。
 クリスチャン・レコード・サービスによって、最近点字で出版された「打ち負かされた死」と題する小冊子を受け取って読んだ後に、クリスチャン・レコードの30年来のメンバーであるマリリンは、「有難うございました」と涙ながらに言います。彼女は、近ごろ夫を失った失意と向かい合うために、この本がどれほど彼女の助けになったかを語りました。
 今日の特別献金は、目の不自由な人々のために、クリスチャン・レコード・サービスの働きを支援するため用いられます。ある意味、あなたは今も、オースティン・ウイルソンの夢を生かし続けるのです。あなたは、マリリンのような、点字に翻訳された、または大きな文字で印刷された、あるいは音声で録音された神様の慰めと希望の御言葉を必要とする人々に、キリストの福音を分かち合うのです。
 目に感謝しながら、次の聖句を読む間あなたの目を休めてください。
 すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。
テサロニケの信徒への手紙一・4:16,17

アピール:私たちは皆、主と永遠に共にいるでしょう。マリリンは彼女の夫に再び会うでしょう。私たちは家族や友達に会うでしょう。また、オースティン・ウイルソンに会って、クリスチャン・レコードという夢に対して個人的に感謝を述べる機会さえ得るでしょう。アーメン。

祈り:愛する主よ。どうぞクリスチャン・レコード・ミニストリーを祝福し、私たち一人ひとりをこの組織に対して生きた祝福とならせてください。