忠実であることの最大の目的
「わが子よ、あなたの心をわたしにゆだねよ。 喜んでわたしの道に目を向けよ」 (箴言 23章26節) 。
罪のために神様から離れてしまった私たちの心が、神様のもとに戻ることが望まれています。私たちはこれを「品性の変革」と呼ぶことができます。
品性を高め、私たちの心を本当に支配しているものを現すことこそ忠実であることの真の目的なのです。私たちは十分の一と献金の「用いられ方」と、十分の一と献金の「目的」は全く異なるものであることを理解する必要があります。十分の一と献金は神様の御旨を成し遂げるために用いられますが、十分の一と献金をお返しする目的は、私たちの品性を成長させることなのです。
神様にとって最も大切なことは、私たちの献金がもたらす金額の大小ではなく、私たちの宝が本当にどこにあるのかを明らかにすることです。従って、私たちが神様に忠実である理由は、見返りがあるからではなく、神様のご計画が自分に懸かっているからでもなく、自分の品性が造り変えられる上で、忠実さがもたらす影響を理解しているからなのです。品性形成と変革のために、忠実であることの重要性を理解することができますように、十分の一や献金、困っている人を助けることも含め、人生のあらゆる面で忠実であり続けられますように、主の助けを祈り求めましょう。
＊聖句は©️日本聖書協会