信頼できないときは、どうすればよいか
什一や献金をお返ししないのは、教会の資源の使い方に同意できないからであり、教会の資金使途に透明性が感じられないからだと主張する方がおられます教会の働きの進め方に同意できないとき、私たちはどのように行動すべきでしょうか？この質問はとても重要ですので、エレン・G・ホワイトの言葉を引用してお答えしたいと思います。
彼女はこう言っています：「ある者は、不平不満の念を抱き、「私はもはや什一を納めません、どうも本部のやり口に信仰をおけません。」と言いました。しかし事務の取り方が悪いからと言って、神のものを盗んでよいでしょうか、もし不都合な点があれば、明白にまた公然と、しかるべき経路を通し、正しき精神をもってその苦情に訴え、その訂正を要求すべく、他人が間違っているからとて、神に尽くすべき義務を怠り不忠実な行為を敢えてしてはなりません」（『福音宣伝者』364頁）。
引用文は次のように結ばれています。「他人が間違っているからとて、神に尽くすべき義務を怠り不忠実な行為を敢えてしてはなりません」。神様の御業から身を引いてはなりません。主はこの地上においてなすべき働きがあり、あなたは主のもとに加わるように招かれているのです。什一と献金をお返しする時、神様への献身を新たにいたしましょう。自分の願いは最後にして、神様を第一にすることができますように祈りましょう。
＊聖句は©️日本聖書協会