安息日学校部

第3課 青年用:朴昌

2020年第3期「神のためにたくさんの友人をつくる-喜びを他の人に伝える」

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第3課 イエスの目で人々を見る 朴昌

 

  • 今週のポイント
    1. 今週はイエスが人々に働きかけられた仕方を通して、人々に救いを知らせる方法を学びます。
    2. イエスがベトサイダの目の不自由な人を癒された話は、各信者を用いて誰かをイエスのもとへ導く神のご計画を具体的に示しています。イエスは人々を癒し、救われるだけではなく、私たちが他の人々のために福音を伝え、奉仕するように私たちの心と視点も変わるように導いてくださいます。
    3. 当時のユダヤ人とサマリア人は犬と猿の関係のように関係が悪かったです。彼らは敵対心を持ち、宗教的な論争を展開していました。特に彼らは礼拝の場所について深刻な葛藤がありました。イエスはわざわざサマリア経由でガリラヤへ向かうことにして、サマリア人が持っていた間違った神学的な問題を直し、神の愛を示してくださいました(ヨハネ4:22~24)。イエスは誰であれ、その人の現在の姿ではなく、未来の可能性を見て、憐れみの目を通して彼らを受容し、真理へ導いてくださいます。
    4. イエスは弟子たちに「あなたがいる場所から、神があなたを置かれた場所であかしをしなさい」と教えてくださいました。伝道は学問的な知識や雄弁な言葉より、自分がいる場所から神と人に対する愛の心による関係性から始まります。
    5. イエスは難しい人々に、言葉と行動を通して、彼らの関心事に耳を傾け、質問を投げかけ、徐々に神の真理を明らかにされました。イエスは彼らの心の内なる願いに気づき、潜在的な可能性を見て、彼らを神の国と福音を伝える人として、導いてくださいます。ですから、私たちは難しいと思われる人が居たとしても、排除することではなく、キリストの視点でその可能性を見ることができるように祈る必要があります。
    6. 新約聖書で現れた神は、機会の門を開く神です。神は私たちが信仰の分かち合いの機会(場所や状況など)を、摂理を通して提供なさいます。特に使徒言行録はその神の働きが記されています。使徒言行録の時代の教会は内側にも、外側にも、様々な葛藤や悩みがありましたが、神の導きによってどれほど成長したのかを記しています。神は、神の摂理を求める人のために、道を備え、機会の門を開いて、天の導きを受けることができるようにしてくださいます。

 

  • ディスカッションのためのテーマ
    1. 神の摂理を感じた個人的な証を話し合いましょう。