安息日学校部

第2課 青年用:青木泰樹

2020年第4期「教育―天国に備える教育」

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第2課   家族   青木泰樹

 

  • 今週のポイント
    1. 今週のテーマ:イスラエルにおいては青少年の教育に熱心になされ、特に家庭において聖書の教えが子供たちに伝えられていました。
    2. 日曜日:人類最初の家庭であるアダムの家庭においても教育がなされていました。神がすべてのものを創造して与えてくださったこと、人間には被造物の管理が任されていること、自分たちが神に背いてしまったこと、罪を犯した自分たちを神が赦し愛してくださっていること、神が与えてくださった救いの計画などが、アダムとエバから子供たちに教えられていたことでしょう。
    3. 月曜日:ヨセフとマリアはイエスについてすべてを完全に理解できていたわけではありませんが、イエスがメシアとして生まれたことやその使命を、天使から伝えられた通りにイエスに伝えていました。
    4. 火曜日:教育とは、知識や情報を伝達することにとどまらず、良い関係を築き、影響力を持ってかかわり、人格を造り上げるということです。そのためにも、まず両親や教師などの教える立場にある者は、神と良い関係を築き、神の影響によって成長することが求められます。
    5. 水曜日:子供の教育上、父親にも母親にも大きな責任があります。特にクリスチャンの両親には、主を畏れ、愛し、仕える子供に育てることが神様から期待されています。そのためには、夫婦が良い関係を築き上げ、心を合わせて子供を教育することが必要です。
    6. 木曜日:神様がしてくださったすばらしい働きを次の世代に伝えることが、キリスト教教育において最も大切なことです。そのことを忘れ、自分の力で築き上げたり、手にしたと考え、思い上がることがないように警告することも含まれています。

 

  • ディスカッションのためのテーマ
    1. あなたは家庭の中でどのような教育を受け、学びましたか?学んだことの中で、自分にとって最も大切にしていることは何ですか?
    2. 家庭や学校で教えられる立場にあるとき、どのような心構えや態度が大切だと思いますか?
    3. 家庭において教師となることが期待されている親にとって、最も必要なものは何だと思いますか?

 

  • 補足・コメント
    訓練の目的は自分で自分が治められるように子供をしつけることである。独立心と自制を子供に教えなければならない。したがって、子供に物事の理解ができるようになったなら、すぐに服従という道理をわきまえさせるべきである。

『教育』338ページ