安息日学校部

第12課 青年用:東 清志

2019年第2期「家族の四季ー神の約束という光の中で生きる」

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第12課 彼らはあなたの家で何を見ましたか 東 清志

  • 今週のポイント
  1. 「彼らはあなたの家で何を見ましたか」という今週の題は、ヒゼキヤ王の失敗の記録からの引用です。ヒゼキヤは、バビロンの使者が来た際に、神の御業を証したのではなく、自分の王国の繁栄を見せました。私たちは訪問者に対して、神のことを十分に証しているでしょうか。
  2. アンデレはキリストと出会った時に、兄弟のペトロもイエスに会うことができるように整えました。私たちは家族がイエスと出会えるように、どのような手助けをしているでしょうか。
  3. 家庭内の宗教については繊細な問題になることがあります。聖書は、クリスチャンのパートナーの存在は、家族を聖なる者にすると教えています。ただし、伴侶が誰であったとしても、私たちが第一に忠誠を尽くすべき相手はキリストです。
  4. 「見倣う」という行為は、何かを学習する上で効果があります。私たち自身が見倣われるべき存在として成長する必要がありますが、見倣われるべき最大の模範はイエス・キリストです。
  5. 聖書は他者をもてなすことが他者の祝福になることを教えています。もてなすという行為の中には、相手を楽しませること以上に相手に寄り添い、必要に応えるということが含まれます。

 

  • 用語解説
  1. ヒゼキヤ:南ユダ王国の王。病気によって死期が迫った時、彼は特別に癒されました。しかしヒゼキヤは、神に癒されたことへの感謝を示さなかったのではないかと考えられます。バビロンの使者がやってきた時に、癒しの奇跡について触れなかったことも、ヒゼキヤと神の霊的な関係を表していたかもしれません。

 

  • ディスカッションのためのテーマ
  1. あなたが誰かを家に招いた時に、どのように、自然に神を証しすることができると思いますか。考えたことを、お互いに発表しましょう。
  2. 家族という極めて身近な存在は、キリストに導くことがかえって難しい対象でもあります。あなたがキリストに導きたい家族はどなたがいらっしゃいますか。どのように、キリストを紹介することができるか、具体的に考えましょう。
  3. 伴侶がクリスチャンである場合と、そうでない場合とでは、実際の結婚生活にどのような違いがあると思いますか。具体的に挙げていきましょう。また、クリスチャンではない方と結婚する場合にはどのようなことを心に留めておくべきかを考えましょう。