2020年第1期「ダニエル書―主イエス・キリストの愛と品性の啓示」
第12課 北と南から「麗しの地」へ 平賀和弘
- 今週のポイント
- 安息日午後:ダニエル11章は、2、7、8、9章の預言と同じように、終わりの時に起こる出来事と、最終的に神の御国が樹立することが預言されていることを学びます。
- 日曜日:ダニエル11:1〜4。ペルシャに3人の王が起こった後、4番目の王(エステル記のアハシュエロス)はギリシアを攻撃し、ギリシアの勇敢な王(アレクサンダー大王)に敗れたことを学びます。
- 月曜日:ダニエル11:5〜14。アレクサンダー大王の死後、ギリシアの領土は4人の将軍に分けられ、そのうちの二人、シリアのセレウコス(北の王)とエジプトのプトレマイオス(南の王)は、それぞれ王朝を築き、領土の支配権を巡って争ったことを学びます。
- 火曜日:ダニエル11:16〜28。ギリシアに変わって異教ローマに権力が移行し、異教ローマは「麗しの地」であるエルサレムを支配しました。また、この時代、「契約の君が破られ」(ダニエル11:22)、イエス・キリストが十字架につかれたことを学びます。
- 水曜日:ダニエル11:29〜39。異教ローマのあとに教皇制ローマに権力が移行し、教皇制ローマは、ダニエル7、8章の小さな角と同じように、神と神の民を攻撃することを学びます。
- 木曜日:ダニエル11:40〜45。神と神の民に対する攻撃は最後まで続きます。しかし、最終的に、神の御国が樹立し、悪人は裁きを受け、神の民は救われることを学びます。
- 金曜日:マルティン・ルターは、ダニエル11:31の「憎むべき荒廃をもたらすもの」を教皇制とその教えや宗教的習慣であるとみなし、エレン・ホワイトもローマ教皇制を警告していることを学びます。
- 用語解説(木曜日参照)
- 「終わりの時」:1798年の教皇制の失墜から死者の復活(ダニエル12:2)までの間。
- 「北の王」:シリアのセレウコス王朝、異教ローマ、教皇制ローマ、また、真の神の偽物を示す。
- 「南の王」:エジプトのプトレマイオス王朝、また、無神論を示す。
- 「麗しの地」:イスラエルの首都エルサレム、約束の地に位置するシオンを示す。
- 「聖なる山」:世界中に離散した神の民を象徴。
- ディスカッションのためのテーマ
- 終わりの時、神の民は迫害を受け、殉教することもあります(ダニエル11:33)。ダニエル11章では、忠実な神の民が殉教する前にしていることについて、何と述べていますか(言い換えれば、終わりの時の神の民の特徴は何でしょうか)。現代の私たちにとって、どのようなメッセージがそこにありますか(金曜日参照)。
- 最終的に神と神の民が勝利することから、いかなる慰めを得られますか(木曜日参照)。