PDFダウンロードルビ付きの原稿はPDFからご覧ください
第12課 彼らはあなたの家で何を見ましたか 柴田 寛
1.安息日午後:今週のテーマ
だれの家にも「生活臭」というものがあるように、今週はクリスチャン家庭に満ちている霊的「香り」に目をとめます。あなたの家庭には何が充満しているでしょうか? あなたが意図せず発しているものに、少し注意を向けてみましょう。これは家族が同居するプライベートな空間においてとても重要な問題ですし、あなたの家を訪れた隣人や友人にとっても重要です。彼らはそこで、何かを見、嗅ぎ、感じるからです。
2.日曜日:王の過ちから学ぶ
ヒゼキヤ王は神によって死の淵から劇的に救われたのに、その秘密に興味を示したバビロンの使者たちにそのことを一切あかしせず、自分の持っていた宝を見せびらかすという愚かな過ちをおかしました。結果、後にバビロンによって財宝の全てを持ち去られるという不幸を招きました。彼はこの世の宝ではなく、最高の方、すなわち命をつかさどることのできる唯一にしてまことの神をあかしすべきでした。この失敗から私たちは何を学ぶでしょうか。
3.月曜日:家庭第一
「家庭」・・・これ以上、重要な伝道地はありません。家族は自動的には信仰を受け入れません。そこには愛に根ざした忍耐強い働きかけが必要です。「子供たちに繰り返し教え・・・これを語り聞かせなさい。」申命記6:7
4.火曜日:勝利する平和
夫婦間や家庭内で不和があるとき、ますますキリストの平和に忠実であることが求められます。なぜならキリストによる慈愛、貞節、謙遜な奉仕というあかしこそ、家族の心を勝ち取る最大の力だからです。1コリント7章では、アドベンチストたる者(パウロは自分が生きている間に再臨があると固く信じていた真のアドベンチストでした)、極力、平和な生活を送りなさい、とすすめています。大切なのは、終末だからと言って無理やり境遇を変えようすることではなく、そのままでキリストにつながり、平和を実現する(よい香りを放つ)ことです。
5.水曜日:家族生活は分かち合うために
家族どうしの交わりもまた最高のあかしの機会です。が、だれも完璧なモデルにはなりえません。なぜならみな過ちを犯すからです。しかし信仰によってそれらの欠点や弱点をどのように克服しているかを見せることで、信仰による解決の手段を知らない人たちへの助けとなります。新約聖書における「見倣う」という概念は、「キリストに倣う人に倣う」ということです。
6.木曜日:人に広がりやすい友情
イエス様はマタイ25:34~40で「もてなし」に神学的な意味をもたせました。「もてなし」には、人を食事に招くことから、かくまうこと、祈ること、共に学ぶことなど、心身ともに助けることが含まれます。真の「もてなし」は、神の愛に触れ、隣人に愛をあらわしたいと願う心から生じるものであり、それは、御国を受け継ぐ者が歩む道でもあります。
7.金曜日:さらなる研究
「真の家庭が人の心や生涯に及ぼす感化は、どんな説教よりも有力であって、・・・」「自分の家庭に与えられた機会を忠実に利用するならば、驚くほどの働きができる」(『ミニストリー・オブ・ヒーリング2005』340、342ページ)。
【話し合いのための質問】
★:テキスト81ページの「今週のテーマ」の中で問われていた次の言葉は印象的です。「人々はあなたの家で何を見ましたか。天使たちは何を見ましたか。」終末に生きるアドベンチストとして、何よりも大切にし、心がけなければならないことは何だと思いますか? 話し合ってみましょう。
★:水曜日のところ(テキスト85ページ)に「観察学習」という言葉が出てきました。関係が近ければ近いほど、言葉ではなく、態度や生き様といった霊的な香りで主を証する必要があるのはなぜだと思いますか?