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第13課 神の宣教の終わり(救いの働きの終わり) 小林 勝
1.安息日午後
この最後の13課では、黙示録が、終わりの時に何が起こるかについてということ以上のものであることがわかります。ヨハネの黙示録は、神が人々を救うのを助けてほしいと願っておられ、教会に三人の天使のメッセージをすべての人に告げるように命じています。神の救いの働きが終わるからです。
2.日曜日:ヨハネの黙示録―神の終末時代の宣教
神は私たちを造られ、私たちを救われました。この聖書の真理は私たちに希望を与えてくれます。神に救われた人たちは王族(王)の一員となり、暗闇の中にいる他の人たちの救いのために参加するからです(1ペトロ2:9参照)。
3.月曜日:三天使のメッセージと宣教
神はセブンスデー・アドベンチスト教会に大切な働きを与えられました。黙示録14章の三天使のメッセージを地上のすべての人に知らせるという働きです。私たちはイエスについての良い知らせを受け入れるようにすべての人を招く必要があります(黙示録14:6参照)。私たちを造られた神を礼拝することにすべての人を招くのです。
4.火曜日:最後の危機(最後のテスト)
聖書にはイエスはすべての人のために死なれたことを告げています。もし、あなたがたが人間ならイエスはあなたのために死んでくださいました。もんだいは、私たちがイエスの死にどう応答するかということです。サタンは信教の自由を奪いサタンに従うように強要しますが、私たちは上記イエスの良い知らせと、サタンの悪い計画や、神のあわれみを伝えることが必要です。(1ヨハネ4:8参照)
5.水曜日:宣教の成功(神の働きの成功)
イエスの弟子は純粋で、純潔な花嫁が婚約者に忠実であるように、イエスに忠実であり続けます(2コリント11:2参照)。私たちはパウロがコリントの教会に書いた言葉を覚える必要があります。「私の仕事は、あなたがたの心に種をまくことでした。アポロの仕事は、それに水をやることでした。しかし、あなたがたの心の中でそれを生長させたのは神様であって、私たちではありません。」(1コリント3:6、リビングバイブル)
6.木曜日:宣教の完了
私たちの働きが終わったら、新しい地球が完全なすばらしい場所になります。(黙示録21:1~4参照)その前に、イエスの福音が伝えられ、聖書の真理を信じ知らせるクリスチャン、教会や聖書、聖書関連の書籍が母国語で広められる必要があります。
7.金曜日:さらなる研究
今週の暗唱聖句は聖書協会共同訳の聖句が英語版に近いと思います。英語版にある大切な言葉「神の日の来るのを待ち望み、それが来るのを早めなさい。」が入っているからです。
暗唱聖句
2ペトロ3:11~123:11 このように、これらのものがみな、崩れ去るのだとすれば、あなたがたはどれほど聖なる敬虔な生活を送らなければならないことでしょう。
3:12 神の日の来るのを待ち望み、それが来るのを早めなさい。その日には、天は燃え尽き、自然界の諸要素は火で溶け去ってしまいます。
クリスチャンはすべての人たちに神の最後の警告を知らせる必要があります。神の宣教が終わる時が近づいています。その時がくると暗唱聖句にあるように、罪の結果この地球は罪と一緒に破壊されます。神は黙示録を通して、新しい地球の再創造と回復がイエスによって保証されていることを教えています。罪と一緒に滅びないよう、このままだと失われてしまう人たちの救いのために働く人が必要とされていることです。そのために「誰か」でなく「あなた」が必要とされていることです。
ガイドの中にある話し合いのための質問を用いて話しあってみましょう。