安息日学校部

第11課 青年用:東 清志

2019年第3期「この最も小さい者ー助けを必要としている人たちへの奉仕」

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第11課 再臨にある希望を生きる 東 清志

  • 今週のポイント
  1. 日曜日:聖書には繰り返し、神の公正な裁きや介入を求める人々のうめきが記録されています。この種の葛藤は、現代を生きる私たちも、例外なく持ち得る悩みです。
  2. 月曜日:「アドベンチスト」とは「再臨を待ち望む人々」という意味ですが、未来のことに関心を持つことと同じように、現在の生き方に関心を持つことが大切です。
  3. 火曜日:クリスチャンにとって、死後の復活は希望です。十字架後、3日目にイエスが復活したのと同様に、キリストに従う者たちは朽ちない体を伴って復活するのです。
  4. 水曜日:この世の不条理は、私たちを大きく悩ませます。しかし聖書は、全てをご存知の神が最後に正しく裁くことを約束しています。全ての行いに神が報いてくださるのです。
  5. 木曜日:来るべき天国では、神御自身が私たちに理解と同情を与えてくださることが黙示録に記されています。私たちは、この地上にいる間、キリストの弟子として、「最も小さい人々」に寄り添うことが求められています。

 

  • 用語解説
  1. 神の中核的性質(水曜日):「神の本質の中の本質」と言って差し支えないと思います。神様は正義を愛する方であり、不正を憎む方です。それこそが神の本質の中の本質です。水曜日の最後の段落では、そのような性質を持つ神様による正義の裁きによって、虐げられていた人々が回復されることが記されています。

 

  • ディスカッションのためのテーマ
  1. あなたは、「不公平だなぁ」、「なんでこんなことが許されているんだろう?」と悩む時、どのようにその状況と向き合いますか。また、神を知る者として、どのように向き合いたいと思いますか。
  2. 再臨を強く待ち望むあまり、クリスチャン(アドベンチスト)として今やらなければならないことが疎かになった経験はありますか。あるいは、気を付けるべきだと考えることはありますか。
  3. 新しく迎える週、あなたの身近な所にいる立場の弱い人に対して、サポートをしたいと思うことはありますか。具体的に考え、分かち合いましょう。