2022年第1期「終わりの時代に生きる」
第11課 信仰の創始者また完成者であるイエス 堀圭佑
- 今週のポイント
- 日曜:神様は約束に忠実な方です。私たちがその約束されたものを受けるためには、忍耐が大切なキーワードとなります。約束されたものを受けとるために信仰を持ち続けることの大切さについて考えてみましょう。
- 月曜:アブラハムの信仰から学びます。神様から大事な息子イサクを全焼のいけにえとして献げるようにと命じられた時、アブラハムはその言葉に従い行動を起こしました。それは、神様は人を死者の中から生き返らせることもおできになるという信仰ゆえでした。見えないものを望み見て行動することの大切さについて考えましょう。
- 火曜:モーセの信仰から学びます。エジプト国家の王になる道があったにもかかわらず、その栄誉を捨てて神様が与えて下さる報いに希望をおきました。その信仰ゆえに、キリストと共に辱めを受ける道を進んで行きました。それは、モーセにとってキリストからの報いがエジプト国家の王として与えられる栄誉に比べても遥かに勝っていたからでした。神様が私たちに約束してくださっているものは自分にとってどれほどのものかを考えてみましょう。
- 水曜:ラハブの信仰から学びます。ラハブは異邦人の女性であり、娼婦でありました。そんな彼女がエリコの城壁に来た偵察隊をかくまった時、神様の御業を耳にし、実際には何も見ていないにも関わらず信じました。見ていないことを信じるということは、イエス様の生涯を目にしていないヘブライ人への手紙の聴衆にとってとても大切なメッセージでした。聖書が示すことは、私たちが実際にこの目で見ていないことばかりです。見ていないことを信じることの大切さについて考えてみましょう。
- 木曜:信仰の創始者であり完成者であるイエス様から学びます。イエス様は3つの意味で私たちの信仰の基礎です。1.イエス様だけがレースを完走された。2.イエス様の完走によりその他の者もレースを走ることが可能となった。3.イエス様は私たちの信仰の基礎である。私たちの救いのためにレースを完走されたイエス様を通して、神様が私たちを救うことに関してどれだけ本気であるかが示されました。それゆえに、私たちが諦めずにレースを走ることで、ゴールで待つ報いを受けることができます。そして、イエス様はレースを完走されたことで信仰の完成者となられました。それを通して私たちの模範となられました。信仰のレースを走るにあたり、イエス様に目を注ぎ続けることの大切さについて考えてみましょう。