2022年第2期「創世記」
第11課 夢の達人ヨセフ 堀圭佑
- 今週のポイント
- 今週のテーマ:「今週、私たちはヨセフの生涯の初めの部分に焦点を当てます。」ガイド81頁
ヨセフの生涯から学べる重要なこととして、①神はその約束を成就される、②神は悪を善に変えることがおできになるという2つがあげられています。これを覚えて学びを進めていきましょう。 - 日曜日では、ヨセフとその家族の抱えていた問題から学びます。ヨセフは兄たちから憎まれていましたが、自分が見た夢を兄たちに告げ、兄たちのさらなる怒りを買うこととなりました。神様はこの夢を通して問題をかかえた家族を次のステップに動かされました。
- 月曜日では、ヨセフを憎んだ兄たちが恐ろしい行動に出た出来事から学びます。殺そうとする者、それを助けようとする者、そして、「殺すまではしなくても」と商人に売ることを提案する者。兄たちの様々な思いの中で、ヨセフは奴隷としてエジプトへと売られてしまいました。しかし、この出来事がヨセフの「未来の栄光へとつながる」こととなりました。
- 火曜日では、ヨセフの兄弟ユダとユダの義娘タマルとの間にあった出来事から学びます。義娘タマルが義父ユダとの間に子ども授かるというドロドロとした関係の中で生まれてきたペレツという男の子が、ダビデの父祖となり、そして母のタマルと共にイエス・キリストの系図に名を残すこととなりました。
- 水曜日では、エジプトで奴隷生活を送るヨセフの生き方から学びます。ヨセフは奴隷としてふて腐れることなく、忠実に与えられた仕事と向き合いました。神様が共におられ、ヨセフがすることをすべてうまく計らわれたことを通して、ヨセフは主人から全的に信頼を得て財産や家の管理を任されるようになりました。その後、ポティファルの妻によってあらぬ罪を着せられ投獄されてしまいます。しかし、そこでも主が共におられ、ヨセフもふて腐れることなく忠実に生きていたので獄中のことを任される立場にまでなりました。ヨセフはどん底の時も多くを任される立場になる時も、決してふて腐れたり浮かれたりすることなく、神様が共におられることを感謝して忠実に生きて行きました。
- 木曜日では、牢獄からエジプトNo2にまで引き上げられた出来事から学びます。ヨセフは、夢の解き明かしということを通して神様の摂理の内にエジプトNo2の地位が与えられるまでになりました。「この物語は、どんなにひどい状態に見える中にあろうと、神の摂理がどのように現わされるかを、なんと力強く語っていることでしょう。」ガイド86頁
- ディスカッションのためのテーマ
人生の浮き沈みの中にあって、神様が共におられたと感じた経験を分かち合ってみましょう。