安息日学校部

第10課 青年用:平賀和弘

2020年第3期「神のためにたくさんの友人をつくる-喜びを他の人に伝える」

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第10課 関わりを持つための刺激的な方法 平賀和弘

 

  • 今週のポイント
    1. 安息日午後:小グループは、信仰を強め、み言葉の知識を増やし、あかしする力を身につけさせる神様の方法であることを学びます。
    2. 日曜日:父、み子、聖霊は、人類をあがなう目的のために小グループを作っておられました。同じように、小グループの最も重要な目的は、失われた魂を勝ち取ることであり、小グループは、自分自身のためだけでなく、他の人の救いのためでもあることを学びます。
    3. 月曜日:小グループの理想的な人数は6人から12人です。また、小グループは、「問題解決のための場」、問題を未然に防ぎ、霊的に成長する「交わりの場」、神様のご計画を分かち合う「未来を語る場」を提供することを学びます。
    4. 火曜日:霊的な賜物は、体のさまざまな器官に似ています。それからが最もよく機能するのは、単独ではなく系統やグループに組織化されたときです。小グループは、神様から与えられた賜物を用いてお互いに協力し、人々に奉仕する組織であることを学びます。
    5. 水曜日:新約聖書の時代、教会は爆発的に信者の数を増やしました。その理由のひとつは、教会が小グループによって成り立っていたからでした。信者は、定期的に自分たちの家に集まり、その家が地域奉仕センターの役割を果たし小グループ伝道の中心だったことを学びます。
    6. 木曜日:小グループは、お互いの心配事を話し祈り合う「安全な避難場所」です。しかし、小グループの関心が、外ではなく内にだけ向けられるとすぐに消滅してしまいます。小グループの中心は、あかしと奉仕であり、人々をイエスに導き、信仰を養い、イエスを証するための能力を身につけさせるために存在することを学びます。
    7. 金曜日:小グループは、教会に大きな変化をもたらします。小グループは、多くの教会員を教会の宣教に関わらせる神様の手段の一つであることを学びます。
  • 用語解説
    1. 「収穫のための働き手」(木曜日参照):イエス様は、弟子たちに「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい」(マタイ9:37−38)と言われました。その後、マタイによる福音書は、イエス様が12人の弟子を選ばれたことを記しています(マタイ10:1−4)。つまり、イエス様はここで小グループを作られています。小グループは、イエス様の祈りに対する答えでした。そして、小グループを通して弟子たちは霊的に成長し、福音宣教の働きは前進していくことになるのでした。
  • ディスカッションのためのテーマ
    1. 金曜日の物語を読んでください。なぜ、あなたは、ヨーロッパのある教会では、小グループ伝道が成功したと思いますか。どんなことをこの教会では実行しましたか。
    2. あなたは、小グループに参加してみたいと思いますか。実際に小グループに参加するためにはどうしたらよいでしょうか。