安息日学校部

第10課 聴覚しょうがい者用 小林 勝

2025年第2期「聖書の預言の学び方
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第10課  時の終わりに直面している者たち (6月7日)小林 勝

 

 

1.安息日午後

[暗唱聖句]
これらのことは前例として彼らに起こったのです。それが書き伝えられているのは、時の終わりに直面しているわたしたちに警告するためなのです。だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。(Iコリント10:11,12、新共同訳)

これから数週間にわたって私たちはいくつかの重要(大切)な物語を学びます。そこ(物語)から、再臨、裁き主としての神の働きについて、そして他の終末の出来事について何を教えてくれるのかを見ていきます。

 

2.日曜日:小羊の怒り

大洪水は、当時地球に住んでいた人々を驚かせました。しかし、それは彼ら(当時地球に住んでいた人々)が何も知らなかったからではありませんでした。世の終わりのときも同じです。

 

3.月曜日:ノアの伝道

ヘブライ11:7は、ノアが「家族を救うために大きな箱舟を造った」と教えています。ノアは信仰によって、世(地上のすべての人々)が間違っていることを示しました。そして彼は信仰をもって(神に受け入れられた)正しい人の一人となりました。
 

4.火曜日:ソドムとゴモラの物語

ソドムとゴモラの物語は終わりの時に住む人々への警告です。
2ペトロ2:4-11、ユダ5-8、エゼキエル16:46-50を読んでください。神がソドムとゴモラを滅ぼした原因となるいくつかの罪は何でしたか? この二つの都市(ソドムとゴモラ)は、今日の都市とそこで起こっている罪の象徴としてどのような意味を持っているのでしょうか?

 

5.水曜日:全世界を裁くお方

このソドムが滅亡する直前の物語の部分は、終わりの時に同じことをする黙示録の三人の天使を思い出させてくれます。彼らはバビロンに住む神の民に出るように招きます(黙示録14:6–12、18:1–4)。神はすべての人を救おうとされているあわれみ深いお方です。

 

6.木曜日:再臨前審判

神は記録(人々の生涯について書かれた巻物)を開き、天使たちや聖徒たちにすべてを見ることを許します。救済計画の中で、神が悪人を滅ぼすという決定において、神が正しく行動しておられるか否かを、調べさせ認めることができるためです。

 

7.金曜日:さらなる研究

イエスは父に、彼(イエス)がカルバリーで成し遂げたすべてを思い出すように言います。それはイエスがサタンとの戦いに勝つ方法だからです。それは私たちにとって唯一の希望です。(金曜日引用文参照)

 

★学びを振り返る質問

1.イエスは彼の弟子たちに、この地上で生きなければならないと言いました。しかし、彼らはこの地上の悪に加わってはいけません(ヨハネ15:19、17:14-16を読んでください)。私たちは人々をイエスのもとに導かなければなりません。同時に、私たちは「世(この世)の悪いものから清く保たれなければなりません」(ヤコブ1:27参照)。私たちはそれをどのように実行するのでしょうか?

2.神が天からの火で※失われた者たちを滅ぼす前に、神は※失われた者たちを死から甦らせます。その後、神はサタンが短い間彼らに働くことを許します(黙示録20:7–9)。なぜ神は、すべてを再び新しくする前にこのようなことを許すのだと思いますか?

3.今週私たちが読んだ物語について考えてみてください。私たちが読んだ物語はあなた自身の人生にどのような教訓や警告を与えているでしょうか? 私たちが読んだ物語は、イエスと繋がっているあなたの希望について、何を教えてくれますか?

※失われた者たち:神から離れた人々