2021年第3期「キリストにある休み」
第8課 命を選ぶ 金城博明
- 今週のポイント
- 日曜日・・・人間は罪を犯す前も、後も、神に従って歩み永遠の命を得るか、神に背き自己中心に歩み永遠の死を選ぶのか、この二者択一の中で歩んでいます。日々の生活の中で神に従いつつ、将来天国で「命の木」から実を取って食べ、永遠の命をいただきましょう!
- 月曜日・・・日本は「はい」、「いいえ」とハッキリ返事をする文化ではありません。中立、どちらの意見にも従わず傍観する事が多いです。しかし、問2の聖句にあるように神が支配しておられる地球は、「永遠の命」か「永遠の死」、「イエスを信じるか」「信じないか」、「御言葉を聞いて行うか」、「行わないか」この二者択一です。中立はありません。今日、どちらの側につくのか選択しましょう。
- 火曜日・・・愛の神は私たちの幸せ願い、神に従って歩むように勧めています。聖書によれば神に従う生き方には命、幸い、祝福が伴います。しかし、反対に神に背く時には、当然の結果として死、災い、呪いが伴います。神は愛の故に、私たちに強制を強いられません。私たちの側で神に従う決心をしましょう。
- 水曜日・・・神の戒めに従って歩む生き方は、本来、単純で難しいものではありません。しかし、私たちはクリスチャンになっても神に背き、御言葉を行えない事があります。また、パリサイ人達のような律法主義に陥る事があります。これらの間違いは自分の力で神に従おうとする所から起こります。私たちは神の恵みによって救われ、神の恵み(力、助け)によってのみ、神に従い続けて歩んでいけます。とても単純な真理を難しくしないで、幼子なような単純な信仰で日々、神に頼り続けましょう。
- 木曜日・・・申命記では天地創造の神を唯一の礼拝対象とし、偶像の神を決して拝むなと繰り返し書かれています。これは今の時代も、将来も変わらない戒めです。黙示録13章、14章のテーマは誰を礼拝するかです。近い将来、キリストを礼拝するのか、サタンを礼拝するのか、二者択一が迫られます。この選択の試金石は安息日に創造主を礼拝するかしないかです。
- 用語解説
命の木・・・人間が罪を犯す前にエデンの園に置かれていた木。これを食べる事によって不死が約束されていた。その後人間は罪を犯しエデンの園から追放され、命の木から実を取って食べる事が出来なくなった。しかし、命の木は天国に再び用意されており、私たちは実を食べ、永遠の命が与えられる約束が黙示録2:7に書かれている。
- ディスカッションのためのテーマ
- 二者択一の文化がない日本でどのようにキリストを信じるように勧めたら良いでしょうか?
- 日々の歩みで神に背くことはありますか?背いた時、私たちはどうしたら良いでしょうか?