安息日学校部

第7課 聴覚しょうがい者用 北 睦夫

2022年第4期「永遠の命-死の起源、死すべき者、未来の希望

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第7課  死に対するキリストの勝利 北 睦夫

 

1.安息日午後

キリストが十字架にかかって死んでくださったことは、私たちの罪の贖いのために必要なことでした。そして、私たちが新しい命、永遠の命にあずかるためには、死からの復活が必要でした。

キリストが死から復活されたことによって、私たちも死から復活し、永遠の命にあずかるという希望を抱くことができるようになりました。

今週は、キリストの復活と、キリストの復活の確かな証拠について学んでまいります。

 

2.日曜日:封印された墓

死に対するキリストの勝利は、キリストの死からの復活によってもたらされました。

サタンは、あらゆる手段をもってキリストを墓に閉じ込め、復活を阻止し、その事実を隠そうとしました。しかしキリストの復活の力がそれをくつがえしました。

 

3.月曜日:主はよみがえられた

イエスには、ご自分の命を捨てる力も、またそれを再び受ける力もありました。

そして、父なる神と主の天使たちもその栄光の出来事にかかわっていました。

それは、十字架と復活が、全天において、最も重大な出来事であったということです。

 

4.火曜日:多くの者たちが彼と共によみがえった

キリストの復活の時に、よみから出てきた者たちは永遠の命によみがえりました。

彼らは、死とよみに対するキリストの勝利を記念する者として、キリストと共に昇天しました。また、これらの人たちは、都に行って、多くの人に現れ、キリストが死人の中からよみがえられ、われわれはキリストと共によみがえったのだと宣言いたしました。こうしてよみがえりについての聖なる事実が不滅のものとなりました。

 

5.水曜日:よみがえったキリストの証人

よみがえったキリストが現れたのを見たマグダラのマリアと他の女たち、ペテロや弟子たちは、よみがえられたキリストの証人となりました。また、ダマスコ途上で復活後のキリストと出会ったパウロも証人となりました。キリストは、トマスに「見ないで信じる人は、幸いである」(ヨハネによる福音書20章29節)と言われました。このトマスへの言葉は、わたしたち一人一人に向けて語られた言葉でもあります。わたしたちもキリストの復活の証人になりたいものです。

 

6.木曜日:眠りについた人たちの初穂

キリストは、「初穂」となられました。これは今、眠りついている人たちが、キリストが、よみがえられたようによみがえることと、そのよみがえりが、キリストと同じように完全なよみがえりであることを示しています。また、キリストは、その御手に十字架の傷跡を残していますが、私たちのすべてのあらゆる傷跡は、永遠に消え去ることを保証しています。

それは、キリストの十字架の贖いが、私たちの救いに、完全であったことを示しています。