2019年第2期「家族の四季ー神の約束という光の中で生きる」
第5課 家族のための知恵に富む言葉 金城 博明
- 今週のポイント
- 日曜日・・・神様は結婚を祝福され、人は父母を離れて一体となると宣言されました。この一体という言葉は、三位一体の神様が愛によって一つに結ばれている一体と同じ意味です。それ程、結婚は神聖なものです。しかし、罪のゆえに現在は神聖さが失われ、婚前交渉が当たり前のように行われています。私たちはどのようにして誘惑から守られるのでしょうか。サタンの誘惑に勝利する方法は2つしかありません。1つはそのような環境に身を置かず、避けること(箴言4:14-15)、もう1つはイエス様がサタンに勝利されたように御言葉の剣を用いてサタンを退けることです(マタイ4章参照)。
- 月曜日・・・子育てをするとき、父親の品性は子供たちの将来に大きく影響する事を忘れてはなりません。特に大事なことは父親、母親がまずお互いを愛し合うことです。それを見て子供たちは愛を学びます。現在、児童虐待が世間を騒がせています。その多くは加害者が小さな頃、親から愛を学べず、自分の子供をどのように愛したら良いか分からないからだと言われています。
- 火曜日・・・聖書の中の人物でどれ程多くの親が子育てに失敗しているでしょうか。失敗の多くは幼少時の甘やかしです。箴言には子供のしつけの重要性が書かれています(問3の聖句)。しつけは罰とか権威の行使ではなく、キリストを通して行われる贖いのための懲らしめです。それは子供を将来、永遠の命へと導くものです。
- 水曜日・・・家庭にはユーモアが必要です。いつも夫婦同士が裁きあっている家庭は子供にとって居心地が良いとはいえません。ユーモアは家庭に油を差し、ストレスや緊張を和らげる助けになります。証の書の言葉を紹介します。「母親は快活な、落ち着いた、愉快な性質を養うべきである。そのために払う努力は、すべて子供の肉体の健康と道徳的な性質の上に豊かに報いられる。快活な精神はその家庭の幸福を増進し、自分自身の健康を増大する」(『ミニストリー・オブ・ヒーリング』360ページ)。
- 木曜日・・・ソロモン王は700人の妻、300人のそばめがいたと聖書(列王上11:3)に書かれています。もちろん、それは罪です!結果、国は分裂し弱体化しました。しかし、1000人もの女性を見てきたソロモンから学べる教訓は、「あでやかさは欺き、美しさは空しい。主を畏れる女こそ、たたえられる」(箴言31:30)です。
- ディスカッションのためのテーマ
- サタンがしかける性的誘惑に勝利する為の御言葉を探してみましょう。また、なぜ御言葉を暗唱することが大事なのでしょうか。
- 神を畏れるとはどのような意味でしょうか。どうしたら私たちは神を畏れながら信仰生活を送ることが出来るでしょうか。