2022年第2期「創世記」
第5課 すべての民族とバベル 東清志
- 今週のポイント
- 日曜日:ハムの父を敬わない態度は、彼の息子カナンの品性に悪い影響を与えました。しかし、セムの子孫が後にカナンの地を征服したことにより、ハムの子孫にも救いの道が備えられていきました。
- 月曜日:創世記に繰り返し記されている系図には、主に3つの目的があります。第一に、歴史的事実であることを強調すること。第二に、古代の歴史と現在との繋がりを示すこと。第三に、私たちの身の回りに起きる悲劇が、罪の結果であることを思い起こさせることです。
- 火曜日:神が二度と洪水を起こさないという約束を信じられなかった人々は、結束して天まで届く塔を建て始めました。世の終わりには、神に反逆する人々は再び結束しますが、バベルの時と同じように、その企ては失敗に終わります。
- 水曜日:塔を建てようとしていた人々のところに神は降っていき、言葉を混乱させました。この出来事は、キリストが人となって世に降って来られたことと深い関係があります。
- 木曜日:一致は良いことのためにも、悪いことのためにも用いることができます。神はバベルの塔を建てようとしていた人々への裁きとして、彼らを世界中に散らされました。
- ディスカッションのためのテーマ
- ノアが泥酔して理性を失った出来事から、クリスチャンが飲酒をすることにはどのような危険があると思いますか。また、あなたはどのようにお酒の誘いを断ろうと考えますか。
- 教会や学校での奉仕でも、「より良い奉仕をして神に喜んでいただく」ということと、「より良い奉仕をして名を上げる」ということは、紙一重の部分があるように思います。そのような誘惑から守られるために、あなたはどのようなことを心掛ける必要があると思いますか。