安息日学校部

第4課 青年用:金城 博明

2019年第3期「この最も小さい者ー助けを必要としている人たちへの奉仕」

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第4課 詩編と箴言における慈しみと裁き 金城 博明

  • 今週のポイント

詩編、箴言は私達の信仰生活を実践へと導きます。「人の心を動かすには、キリストの方法だけが真の成功をもたらす。人間として歩まれた間、救い主はその人たちの利益を図られ、同情を示し、その必要を満たして信頼をお受けになった。そして、『わたしについて来なさい』とご命令になった」(今期のガイド1頁)。今週、私達は人々の利益を図り、同情を示し、相手の必要を満たす実践方法を御言葉から学びましょう。

 

  1. 日曜日・・・神の裁きは神を信じる者に対する裁き、神を信じない者への裁きの2種類あります。前者は神が私達を擁護されます。後者は悪を悔い改めない人々を滅びに至らせます。神を信じる者への裁きを恐れる必要はありません。将来必ず、神は悪を行う者や不正を行う者たちを裁かれます。
  2. 月曜日・・・詩編82編では、神を「最高の裁判官」と表現し、私達の生活の中で貧しい人、虐げられている人の叫びに耳を傾けない、この世の裁判官がいかに正反対かを書き記しています。私たちも今は、誰にも分かってもらえない苦しみがあるかもしれません。しかし、全て真実を知っておられる最高の裁判官に訴えることが出来るのはクリスチャンの特権です。
  3. 火曜日・・・詩編101編に書かれているダビデの誓いを学び実践しましょう。私達の友人、兄弟、教会内の人間関係で、いかに他者を励まし、助け、励まし、彼らに影響力を及ぼすことが出来るでしょうか。
  4. 水曜日・・・詩編146編で神は、裁き主、与え主、解放者、いやし主、助け主、守り主と表現されています。神がそのような方なのであるから、私達も病気の人、困難の中にある人に対して神と共に働く事を、神は私達に対して期待しています。
  5. 木曜日・・・箴言から私達は、神が貧しい人や弱い人たちに関心を寄せ、注意を払っていること。商売、政治、裁判における誠実さと公正な扱いを求めておられることを知る事が出来ます。神がそのような方なので、神の使者としての私達の役目は神と共に行動に移すことが大事です。

 

  • ディスカッションのためのテーマ
  1. 今、あなたの周りで一番助けを必要としている友人を思い浮かべて下さい。イエス様でしたらその人にどのような必要を満たされるでしょうか。クラスで分かち合いあいましょう。
  2. クラスの最後にお互いの為に祈り合いましょう。「新しい一週間のどこかで、イエス様の方法を用いて助けを必要としている友人の必要に応える事が出来ますように導いて下さい」と。