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第3課 約束の子イエス 北 睦夫
1.安息日午後
神は、アダムとエバに、あなたがたを罪から救うために約束の子を与えるという誓いをいたしました。この誓い(約束)は、アブラハム、ダビデにもなされましたが、イエスの誕生によって成就いたしました。神は真実な方なので、必ず、約束を守られるのです。
2.日曜日:終わりの時代に
「終わりの日」は、イエスの誕生、十字架、復活によって始まりました。これらすべてが、約束されたことの成就であって、神が誓われたこと、約束されたことは必ず成るということを証明しています。同じように、キリストの再臨は、必ず成就する、ということです。
3.月曜日:御子を通して語られる神
ヘブライ1:1-4に書かれていることは、神は、イエス・キリストを通して、真実を私たちに語ってくださいます、ということです。イエス・キリストは、神の本質です(ヘブライ1:3)。預言者や旧約聖書によって語られたことは、イエス・キリストによって、すべて、完全に成就し、明らかになりました。
4.火曜日:神の栄光の輝きなるイエス
ヘブライ1:2-4に書かれていることは、イエス・キリストは、神の本質ですよ、ということです。これは、イエス・キリストは、神そのものですよ、ということです。イエスが「わたしを見た者は、父を見たのだ」(ヨハネ14:9)と言われましたが、父なる神とイエス・キリストは、完全に一つであり、同じ神である、ということです。
5.水曜日:神は御子を通して宇宙を創造された
宇宙、世界、私たちの体など、すべてのものは、父なる神、イエス・キリスト、聖霊からなる三位一体の神が創造されました。父なる神が、イエス・キリストが、聖霊が、ではなく、お互いに協力し助け合ったわけでもなく、三位一体としての神が、創造されたのです。これは、神秘です。
6.木曜日:私は今日、あなたを産んだ
私たち人類の罪の身代わりとなるのは、人間でなければなりませんでした。それも一点の罪もけがれもない完全な人間です。それが、人となれたキリストです。キリストは、罪のない人として産まれることによって、私たち全人類の罪の身代わりとなられたのです。
「わたしは今日、あなたを産んだ」(ヘブライ1:5)。この言葉の中に、わが子を人として、犠牲として捧げる、父なる神の苦しみがありました。また、それを引き受けられた、み子イエス・キリストの深い愛がありました。これは、三位一体の神の人類に対する壮大な愛のドラマですね。