2021年第1期「イザヤ―わが民を慰めよ」
第12課 行動する愛 村上亮
- 今週のポイント
日曜日 罪の結果(イザヤ59章)
罪は神様と人を隔てます。そして、罪の行為と結果によって、人々はさらに神様から離れていくのです。神様が私たちに期待しているのは悔い改めて立ち返ることです。1ヨハ4:9
月曜日 だれが赦されるのか(イザヤ59:15〜21)
イザヤ書59章には救いにほど遠い人間の姿が描かれていますが、その人間を救う約束が記されています。救いは人間の努力や行いの結果ではなく、神様の憐れみによるのです。
火曜日 普遍的な訴え (イザヤ60:1、2)
「見よ、暗きは地をおおい、やみはもろもろの民をおおう。しかし、あなたの上には主が朝日のごとくのぼられ、主の栄光があなたの上にあらわれる。」イザヤ60:2
これは、バビロン捕囚からの解放だけではなく、全人類を救う神の栄光です。
水曜日 「主の恵みの年」(イザヤ61:2)
「油そそがれたもの」とはメシアであるイエス・キリストです。「主の恵みの年」とは救い主であるイエス様がこの世に来てくださったことを表していました。
木曜日 「神の報復の日」(イザヤ61:2)
神の報復の日とは再臨です。間もなく来られるイエス様は私たちの罪を取り除き、罪ある世界を終わらせ、完全な形で神の国を成就させてくださるのです。
- 用語解説
- ヨベルの年
7回の安息年(7年×7回=49年)後の年、つまり50年ごとの年がヨベルの年です。負債が取り消され、奴隷が解放されました。レビ記25章参照
- ディスカッションのためのテーマ
- 今週のテーマを読んで、恵みによる救いと、信仰による行いを考えてみましょう。
- 私たちはどのようにしたら「光を放つ者」になれるでしょうか。イザヤ60:1参照