2021年第3期「キリストにある休み」
第12課 つむじ曲がりな預言者
- 今週のポイント
- 【土曜日】ヨナの宣教は、考えられないほどの成功を収めました。しかし聖書は同時に、彼の弱さ、さらには安らぎのない生活を記録しています。ヨナの体験は今を生きる私たちに何を教えているのでしょうか?
- 【日曜日】ヨナが召された宣教地はアッシリアの首都ニネベでした。ニネベの民は非常に残忍であり、イスラエルの敵でもありました。そんな理由からか、ヨナは神の召しから逃げるという方法で、「休み」を得ようと画策しました。
- 【月曜日】大魚に飲み込まれたヨナは、3日間祈り続けたようです。彼はその期間で、自分がどれほど神を必要としてきたのかに気付かされます。そして、どれほど理解に苦しむ要求でも、神の計画に留まることが、「休み」への道であると知ったのです。
- 【火曜日】劇的な救いを経験したニネベの町に対して、ヨナは怒りを感じます。ヨナは恵みによって救われましが、他の誰かが神の恵みを無償で受けることについては、納得ができなかったのです。ニネベの人々に救われる資格はない、そうヨナは感じていました。
- 【水曜日】ヨナは、「ニネベは滅びる」という自分の預言が成就しないことを不安に感じました。偽預言者と思われるのが心底嫌だったようです。しかし、神の視点は別にありました。神は、ニネベの人々は憐れな罪人であり、無限の価値を持っていることをヨナに教えようとされたのです。
- 【木曜日】結局のところ、この伝道旅行で最も多くを学んだのはヨナでした。彼は、自分の中に隠れていた敵意や憎しみに気付かされ、罪人に対する神の深い愛を知りました。この経験を通してヨナは成長し、ニネベの人々を天の隣人として迎える準備をさせられたのです。
- ディスカッションのためのテーマ
- ニネベへの宣教師として、神はなぜヨナを選んだのでしょうか?
- 苦手な人を天のご近所さんとして迎えるために、私たちにはどんな準備ができるでしょうか?