2021年第1期「イザヤ―わが民を慰めよ」
第11課 行動する愛 島田隼人
- 今週のポイント
- キリストの十字架によって示された神様の愛を知った時、私たちは「行動する愛の僕」へと変えられます。救われた喜びを知るために、十字架で完成された救いについて学び続ける必要があります。
- 「神の赦しという賜物は、それが真実に受け入れられるなら、心をつくり変えるからです。」(金曜日のまとめより)。全ては「心」から始まるのです、心が神様の愛で揺り動かされた時に、「行動する愛」の人生が始まるのです。
- 救いの計画は、「偉大な神秘の中で最も大いなる神秘」です。人間の限られた頭では理解することのできない計画ですが、恵みと信仰によって(エフェソ2:8)心で信じるのです。この救いの計画の学びは永遠に続きます。人知を超えた救いの計画を学ぶ時、私たちは「神の神秘のなんと偉大なことか」と叫ぶのです。(月曜日より)
- 「偽りの断食」と「真の断食」の違いはなんでしょうか。偽りの断食とは、「自己中心的」な生き方であり、真の断食とは、「自己犠牲的」な生き方です。イザヤ書58章3節〜7節と詩篇146編7節〜9節を読んでみましょう。これらの聖句から、真の断食の生き方を学ぶことができます。新約聖書において、イエスさまが語られた「善いサマリア人」(ルカ10章)の生き方こそ、まさに神様が求めておられる「真の断食」なのではないでしょうか。
- 安息日とは、私たちが誰(何)を第一にしているのか、誰(何)に依存しているのかをはっきりと示します。副読本よりの抜粋を紹介いたします。
安息日遵守と神との関係には密接なつながりがあります。「安息日を喜びの日」と呼ぶ者は(13節)、「主によって喜びを得」ます(14節)。主の日は、私たちが神との特別で絶妙な楽しみを享受する時です。神は最初から、第七日安息日を祝福し、聖別されました(創世記2:3)。この聖なる24時間を創造主にささげ、聖なる時を過ごすすべての者は豊かに祝福されます。神の救済のように、安息日はすべての人に無代価で与えられています。神の惜しみない無代価の賜物を受け入れないわけがありません。(ロイ・ゲイン「イザヤ書研究」副読本p.122)
- ディスカッションのためのテーマ
- 私たちは、どれほどの思いで「救いの計画(神秘)」を知ろうと願っているでしょうか。「心」を尽くして救いの神秘を求めているでしょうか? 今の自分の信仰を率直に話し合いましょう。
- 真の安息日遵守(イザヤ58:14)は、人を助けると同時に喜びをもたらします(イザヤ58:10、11)。このような祝福を体験するために、あなたの生活で何か変えなければならないことがあるでしょうか。(木曜日より)また、金曜日の話し合いのための質問❸から安息日の守り方について話し合ってみましょう。